「P.B.B.」 6 鹿乃しうこ

00年代はじめごろ、世間のホストブームにのっかって、BL界隈でもホストが大流行していた。

 

いまではすっかりアイドルにとって代わられて、ホストはほとんど見かけなったが、「P.B.B.」はそんなホストバブル期にはじまり、出版社の倒産などにも負けず、これまで連載をつづけてきたホストBLの金字塔。

長年ファンに愛されてきた純佑&忍のハイパーラブも、ついにグランドフィナーレ。

ああ、時代は移り変わっていくのだな…と妙にしみじみしてしまった。

 

90年代から根強い人気を誇っていた「スーパー攻め様」も、バブル崩壊とともにだんだんと説得力を失ってネタ半分に親しまれるようになり、カップリングはますます多様化していっている。

クズ攻めもいればビッチ受けもある。必ずしも、上等な男=萌えの方程式は成り立たなくなった。

 

それでも、最終巻を読んであらためて、自分の萌えの原点に立ち返った。

やっぱり、かっこいい男がかっこいい男に惚れ込む話ってすばらしい!

 

純佑は野球で挫折したところを、ホストだった忍に救われてナンバーワンまで上り詰めた正統派の男前。クールで笑顔を安売りしないから冷たいと思われがちだけど、根っこの部分には熱いものを秘めている。

かっこよくて、仕事ができて、女にモテる。すべてを持っているような男なのに、忍のためならすべてを捨てることもいとわない。まったく隙のないスーパー攻め様である。

いっぽうの忍ちんは、とにかく懐が深くて面倒見のいい二枚目半。

いつだって笑顔で、みんなが楽しいことを優先させる。でも、その笑顔で本音や弱音を隠して、純佑にもすべてさらけ出そうとはしない強情な一面もある。

 

忍ちんが純佑にもけして引けを取らない「いい男」なんだよな〜〜〜。

忍には忍なりの流儀があって、信念がある。

受けは忍でも、忍ちんが純佑を「抱いてやっている」と思えるような包容力があるのよね。まだどこかに青さを残した純佑よりも大人な分、余裕もあればずるさもあって。

どんなに暴かれても、すべて明け渡すわけじゃないところが最高に萌えます!

 

純佑が追いかけて、忍が受け止めてって関係がずっとつづいていくのかなと思っていたけれど、ちゃんと最後にふたりの「節目」がやってきました。

ホストは一生続けられない仕事。若さを使い果たして無茶がきかなくなる前に、なにかあらたな道を見つけなきゃいけない。

そのあたらしい道のりを見つけるまで、ふたりを見守ることができて幸せだった。

 

忍ちんの涙の告白、すごくぐっときた。

純佑と忍は、幸せオーラで周りみんなもメロメロになってしまうというハイパーカップル。

ふたりがいちゃラブしていれば、みんなも幸せ間違いなしだ。末永くお幸せに。

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    まめまめ

    5月のふるさと便は豆祭り。

    旬のソラマメにスナップえんどう。

     

    ソラマメはベーコンあわせてバター醤油炒めに。

    ソラマメは軽く下茹でして薄皮をむき、刻んだベーコンとさっと炒める。仕上げにバターをひと匙落として、醤油をひとふり。ほくほくのソラマメにバター醤油のこくがきいていて、こりゃおつまみにもよさそうな味。

    呑まないので、弁当のおかずですが。笑

    正直、ソラマメは独特の匂いが苦手なんだけど、薄皮をむけばいくらか食べやすくなる気がする。

    スナップえんどうも筋をとって下茹でして、牛筋カレーの彩に。

    来週はカレー週間だ〜〜〜!

     

    豆は下ごしらえが必要で手間がかかるけど、その分旬をたっぷり味わえる。

    すがしい香りにえぐみとあまみ、とれたてならではのほくほくさくさくした歯ごたえ。

    五感で初夏を満喫できる。

     

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    上野で「いもとようこ原画展」を鑑賞。

     

    貼り絵に着色する独自の手法で描かれた絵は、水彩とも日本画とも異なる味わいがある。

    かわいらしい動物たちと、繊細なグラデーションが織り成す豊かな色彩。あたたかくやさしく、そして同時に、命のせつなさを感じさせる。

     

    「しあわせの王子」の原画がとくに素敵だったなあ。

    絵本でもまったく魅力は色あせないけれど、原画で観るとまた異なるリズムを感じた。

    黄金の黄昏に染まる街並みは、ツバメが王子のすべての望みをかなえたことで、鈍色の冬の宵へと姿を変えてしまう。同じ景色のはずなのに、まるでちがう街に見える。

    どこまでも哀しみに似たうつくしさが、一枚の絵の中に凝縮されている。

     

    家族連れのお客さんが、みんなにこにこと絵を見ていた。

    みんなを笑顔にする絵ってすごいなぁ。

     

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    後輩さんに貸すよ!と言ったので、その前に「SHIROBAKO」をおさらい中。

     

    やっぱり、観るとやる気がわいてくるアニメだ。

    アニメ業界のことはよくわからなくても、働くことの厳しさはどんな業界も同じだなって思うんだよね。

    しんどいことやままならないことばかりだけど、それでもがんばることでしか見えない景色があるから。

    なんとか明日もがんばろう。

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      開店休業

      このところずっと、土曜日は開店休業状態でふがいない。

       

      ゆうべももれなく寝落ち。

      10時半に宅急便が来て目が覚めて、ゴミだけはなんとか捨てに行ったものの、そのまま二度寝。

      14時前に目が覚めて、めんどくささに負けそうになりつつもどうにか風呂に入る。外は30℃近い暑さだというのに、布団をかぶらずに寝落ちすれば、すっかり手足が冷え切ってしまうんだから冷え性ってこわい。

      洗濯と食事をすませたら、またごろごろしながらネットみたり漫画読んだり。

       

      日も落ちて涼しくなった18時過ぎ、ようやく重い腰を上げてクリーニング店へでかけた。春先に迷って残しておいたコートとマフラーを預けて、ようやく衣替え完了。衣装ケースをもうひとつ増やさないと、戻ってきた服をしまう場所がないな…。

       

      GWに休暇を満喫して、やっぱり目的を持って遊ぶと充実するな!

      週末もちゃんと予定を立てて過ごそう!って思ったのに。

      働いているとたちまち、いち日は寝て、いち日は家事をこなしてのルーチンに逆戻りしてしまう。

      それもこれも、平日寝落ちして、土曜起きられないからんだよな〜〜〜〜。無意識にまかせた生活をしているから、ずるずる身体の奴隷になってしまうんだ。もっと意志の力で身体をコントロールできるようにならなきゃだよな。

       

      しょっちゅう寝落ちの話をしていてお恥ずかしいのですが、ここ数年かで染みついてしまった悪癖なので、なかなか治りそうもなく。

      社会人になってすぐのころはここまでじゃなかったはずなので、少しずつでも改善していきたいな。

       

       

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        群青

        ・Dear+創刊20周年記念全サ

        ・やたもも2・3巻全サ

        ・凪良ゆうデビュー10周年記念全サ

         

        去年末、応募するつもりの全サをことごとく忘れて後悔の海に沈んだので、こんどこそ早めに応募完了した。

        凪良さんの全サ小冊子は発送予定2018年春頃か…忘れ去ったころに届くやつだな。笑

         

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        ここ最近の移動のおともは、「黒子のバスケ放送委員会」。

        おふたりは「ビジネスライクな関係です!」っておっしゃってるけど、いやいや、めちゃくちゃ仲良しじゃないですか。

         

        台湾イベントのあとで見つけちゃったからといって、おそろいのI LOVE 台湾Tシャツを着て収録したり(声だけで見えないのが残念)、おのゆーさんが得意なヨーヨーを賢章くんに伝授してあげたり、ラジオのあとでふたりで遊びに行ったり。

        常識派でマイペースな賢章くんと、いつもアツくるしいくらい元気なおのゆーさんは、まるでリアル火神と黒子。

        収録終わりにいっしょに池袋へ行く約束をしてたのに、スタジオへ自転車できたおのゆーさんに静かに憤る賢章くんは、ほんとうに黒子本人みたいだった。

        「絶対自分が先につくじゃないですか、待ちたくないです(キッパリ)」って、絶対黒子っちも火神くんがひとりだけ自転車で来たら同じこという!笑

         

        たのしいことやおいしいものを見つけたら、とりあず「行こうぜ!」って誘っちゃうおのゆーさんのおおらかさがほほえましい。知れば知るほど火神そのもので、ますます好きになった。

         

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        なかなか風邪が治りきらない。

        やっぱり睡眠時間だろうか。

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          「金の国 水の国」 岩本ナオ

          やっぱり、岩本ナオは最高だ!

          待ってましたの新刊がほんとうにすばらしくて、日本に生まれてよかった!と漫画の神に五体投地するしかない。

           

          稀代の商業国家でありながら水不足にあえぐA国と、水も緑も豊かだが度重なる戦ですっかり国力が衰えてしまったB国。

          隣国同士、何かにつけていがみあってきた両国が、和平のために婚姻を結ぶことになる。

          A国は国でいちばん美しい娘をB国へ嫁にやり、B国は国でいちばん賢い男をA国へ婿へやる。

          しかし、国王様たちがえらんだのは、100人ほどいるお姫様のなかでもいちばん目立たない食いしん坊の末娘・サーラと、商魂たくましい町の学者の倅・ナランバヤルだった。

           

          ヒーローでもヒロインでもないふたりだが、彼らのちいさな恋はを大きく揺り動かすことになる。

          サーラもナランバヤルも「取るに足りない人間」だからこそ、分相応の幸せを知っている。

          多くを望みすぎず、身近にあるものを大切にし、剣ではなく言葉で未来を切り開くだけの勇気と機転を携えている。

           

          ふたりが求めたのはたったひとつ、あなたが幸せに暮らす未来だけ。

          たとえそこに自分はいなかったとしても、あなたには笑っていてほしいという切実な願い。

           

          誰かを愛するということは、こんなにも切なく、貴いことなんだな。

          まるで透明な気持ちが胸の奥からこんこんとわき出してくるような、あたたかな恋の物語。

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            今週のジャンプ

            赤葦くんと木兎さんの解説コンビ、静と動で補い合ってじつにイイ!

            他人の試合を観ても、まったくビビらない木兎さんのメンタルはつくづく頼もしいな。

             

            スパイクサーブとジャンプフローたーを織り交ぜる、宮侑の二刀流サーブになかなか対応しきれない烏野。

            烏野だって、じゅうぶん相手を分析してきた。

            2種類のサーブのどちらを打つか見分ける方法もコーチから伝授されている。でも、わかっていてもなかなかうまく拾えない。

            西谷ですら、思わず処理ミスするほどキレと伸びのある一本を繰り出してくる。

             

            こうして見てると、試合におけるサーブ・レシーブの重要性を痛感させられる。

            むしろ、日向はもっとまじめに、サーブ・レシーブ練習すべきだな!笑

             

            宮さんって、及川さん意外と天童みたいなキャラなんだろうか。

            ノってくると止まらないといいますか。

             

            サーブで奪った主導権。

            さあ、ここで畳みかえるぞとばかりに、宮兄弟が繰り出してきたのは影山日向と同じ、変人速攻!?

            わー!でました、以心伝心双子の奇跡!

            幼い頃からずっといっしょでなんでも通じ合ってるふたりだからこそできる奇跡のアレですか!?

             

            正直、この漫画には影山よりすごいセッターっていないんじゃないかという気がしかけていたけど、宮さんやっぱすごい選手だな。

            たったひとつの武器をコピーされた日向がどんな反応をするのか、ちょっと楽しみ。

             

            以下、今週のいーたいほーだい。

             

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              五月病に鞭打って

              GW頭の風邪がまた再発したのか、咳とくしゃみ&鼻水がまったく止まらない土曜日を迎える。

              大雨ということもあって、ティッシュ箱を傍らにひたすら漫画を読んでいた。

              1日でティッシュひと箱が空になるほどの鼻水って、脳が溶け出してる気がして怖い…(きたなくてすみません)

               

              雨だと引きこもりに言い訳しなくていい気がしていいな!

              夜になってTSUTAYAへ返却に出かけるまで、一歩も部屋から出なかった。

              GW明けはひたすらレンタルしたDVDやCDの消化に励んで新刊が積みあがる一方だったので、よい読書タイムになった。

              あ〜、もういち日休みがあればなぁ。連休馴れした身体に鞭打って、週明けがんばるぞ。

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                「GIANT KILLING」 37-39 ツジトモ

                代表合宿初日。

                到着早々、強烈な個性を放つ海外組にたじたじのU-22から招集の若手メンバー。

                海を渡り、国を背負ってボールを蹴る選手たちの火を噴く自負心に、試合前から椿は気圧される。

                 

                練習でもなかなか持ち味を発揮できないまま、スコットランド戦を迎える椿。出場機会は与えらえないまま、日本は見事勝利を収める。これまでなら、チームが勝てば、たとえ自分が出られなくてもうれしいはずだった。

                しかし、チームの躍動をひたすら見守り、ただベンチを温めるしかなかった椿のなかに、これまで感じたことのない「悔しさ」が湧きあがる。

                 

                謙虚さの奥に、椿が秘めていた「闘争心」とも呼べるもの。

                今季、チームの中心として試合に出続けたことが自信となって、ようやくその存在に椿自信が気づいたんですね。

                先を行く選手たちの姿にただ憧れるのでなく、自分もそこに立ちたいと願う焦燥や欲求が、椿自身に殻を突き破らせようとしている。

                「試合に出たい」と思うのは、なにもおこがましいことじゃない。

                窪田くんに背中を押された椿は、枷が外れたように走り出す。

                 

                フルメンバーをそろえてきたウルグアイとの親善試合。

                名だたるスター軍団の来日に日本のサッカーファンが色めき立つなか、海外サッカーファンの赤崎も気合じゅうぶんで観戦に。

                赤崎の意識高すぎるくせにミーハーが隠しきれないとこ、ほんと大好きだわ〜。憎めないやつ。

                 

                ウルグアイの強くうつくしい若きエース・アルバロの攻撃に、日本のファンからも歓声が沸く。

                敵に向けられたその歓声に日本代表はさらに奮起する。

                この歓声を自分たちへと向けさせるためには、勝利して強い日本を証明するしかない。

                 

                1-2で折り返した後半、日本はさらなる前線への推進力として、窪田と椿を投入。

                代表初ゴールは逃したものの、椿は「世界」というピッチのおもしろさを存分に味わって、A代表の舞台を後にする。

                周囲が自分より上手い選手ばかりというのは、そこで萎縮してしまえば窮屈でしかない。しかし、しっかり自分の意志を伝えてコミュニケーションすれば、当然、これまで以上に小気味よいレスポンスが帰ってくる。

                「自分なんか」と現状に甘んじるのではなく、必死に食らいついていけば、すべてが血肉になって帰ってくる。

                 

                同い年にして国を背負って戦っているアルバロからの激励は、これ以上ないモチベーションになったはず。

                花森さんにも、ギリギリ名前を憶えてもらえたし!

                ETUに帰ればさっそく先輩たちにイジラレ放題の椿だけど、着実にトップ選手への階段を上っている。

                ほんとうに、たくましくなたなぁ。

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                  「GIANT KILLING」 34-36 ツジトモ

                  第25節を終えて、リーグ戦は残すところ9試合というなか、5位につけたETU。

                  達海からの「タイトルを獲る」という言葉に、チームにもあらたな緊張感と競争が生まれる。

                   

                  代表監督が見守るなか迎えた、ガンナーズ大阪戦。

                  ここで首位大阪を叩けば、まさしく「GIANT KILLING」が始まるという大一番。

                  名古屋戦を経て、チームの主軸としての意識が芽生え始めた椿は、仲良しの窪田くんとの対戦も手伝って大いに奮起する。

                  ライバル心を剥き出しにした若手ふたりのやり合いに、ほかの選手たちも感化されないわけがない。

                  SBガブリエルのアクシデントや、前半に先制し後半追いつかれる苦しい展開にもひるまず、持ち味を出し切ったETU。

                  勝ち切ることこそできなかったものの、両チームの総力戦ともいえる好ゲームは引き分けに終わる。

                   

                  チームの成長を感じさせる悔しい引き分けを胸に、リーグはいったん中断。

                  代表ウィークへと突入する。

                  健全な成長なためにはチーム内競争が不可欠、と考えるブラン監督が招集した新たなA代表メンバー。そのメンバーにETUから椿が選ばれる。

                  周囲が浮き立つなか、U-22のときと同じように、分不相応な僥倖に緊張を隠せない椿。

                  それでも、戸惑いを吐露する彼の言葉のなかには、以前にはなかった「チームを勝たせる選手になりたい」という決意がにじんでいる。

                   

                  お前が今 欲しているもの

                  それは代表に行けば 間違いなく見つかるよ

                   

                  達海からのエールを受け、椿はすべての期待にプレーで応えるべく、A代表合宿へと合流する。

                   

                  代表選手は個性派揃いのサッカー選手のなかでも、さらに一流の曲者揃いという印象だけど、また強烈なキャラクターが登場。

                  超絶ナルシストな代表10番・花森さん。

                  なんだかいろいろと面倒くさそうな人だけど、10番ってことは実力はホンモノってことでしょう。

                  変人たちに揉まれて、たくましくなってこいよ〜椿!

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                    「GIANT KILLING」 31-33 ツジトモ

                    「勝つからには上を目指す」。

                    達海の捨て身の本気を見せつけられて、自分たちは変わらなければいけない、ということを痛感した選手たち。

                    変革への一歩として、彼らが選んだ答えは、キャプテン交代。

                     

                    キャプテンという重責を担うことで、いち選手としての己に甘えが生じているのではないか。

                    選手として一秒でも長くピッチに立つためには、プライドも栄誉も捨てて、がむしゃらになるべきじゃないのか。

                    そしてそれこそが、いま最もチームにとって必要なことではないのか。

                    そう考えた村越は、ETUの未来を中堅選手のまとめ役である杉江に託す。チームの現状と、達海の心意気、そしてミスターETUから託されたものの重みを感じながら、杉江はキャプテンマークを受け取った。

                     

                    強くなるって、つねにトライアンドエラーの繰り返しですね。

                    どんなにうまくいっていても、そこで満足してしまえばたちまち取り残されていく。こわくても、不安でも、どう転ぶかわからなくても、挑み続けるしか前へ進む方法はない。

                    ETUは前へ進むため、ひとつ大きな決断を下しました。

                     

                    監督交代後の第一戦は、最強ブラジル人トリオを擁する名古屋。

                    前半戦でも開幕5連敗のあとに対戦し、勝利した相手。

                    強者揃いの布陣にもかかわらず、監督は小者感全開というところに、いやがおうにも「名古屋なんてやっちまえ!」ムードが高まります。笑

                     

                    再起を誓うETU。もう負けられない名古屋。

                    雨のなかで始まった因縁の対決は、一戦目とは異なる様相を呈する。

                     

                    3人で攻撃を完結させられるブラジル人トリオの強みを生かし、引いて守ってカウンターという「負けないサッカー」をしてくる名古屋。堅い守りにETUも攻めあぐねるなか、こう着する試合の均衡を破ったのはジーノの左脚一閃!

                    ETUの選手たちが達海監督に駆け寄る感動的なワンシーン。

                    その裏側で、不破監督もまた嫌われ者としての覚悟を固める。

                    ここは、不破監督の信念を感じさせる場面ですね。

                    個人的には、厳しさばかりが勝負の世界に必要なものとは思いませんが、ちょっとやそっとでは揺るがない絶対的な信念がければ、監督業のような孤独な仕事はまっとうできないんだろうなぁとあらためて思いました。

                     

                    先制されようとスタイルを崩さない名古屋は、徐々にペースをつかみ始める。

                    なかなか前線までボールが回ってこずに退屈していたアタッカー・ペペも、動物じみたキレある動きを発揮。

                    「そこから決めるのかよ!!?」と叫びたくなる圧倒的なシュート2本で逆転。ETUは1点ビハインドで前半を折り返す。

                    ブラジル人トリオすごすぎる!

                    なによりこの3人のプレーって、見ていてほんとうにおもしろい。

                    何をしでかすかわからなくて、わくわくさせられます。


                    ブラジル人トリオが活躍する陰で、地味に効いていたのが、ファンから愛されるベテラン・川瀬。

                    久しぶりに出場機会を得たミスター・名古屋が労を惜しまず、ETUのトップ下・椿の存在を消し続けていたことが、ETUの攻撃から怖さを奪っていた。

                    試合中の当たりの強さをバカ正直に謝りに行って、前半終了時、川瀬から「若いうちは周りを気にせず、我が儘にプレーしろよ」と言葉をもらった椿。

                     

                    前へ進むために選んだ道が正しいものだと証明するためには、結果を出すしかない。

                    腹をくくって選手たちは後半戦へと臨む。

                     

                    雨で体力を削り取られるなか、後半戦はますます大乱戦となる。

                    この試合、スタジアムで観ていたらきっと大興奮だっただろうな〜!ま、この大雨のなか観戦に出かけるのは、にわかファンには試練に等しいけど。

                     

                    連戦で疲れを貯めた両チームの司令塔の変調。

                    さらに野性を剥き出しにするペペはハットトリック達成。ペペ相手に身体を張り続けた結果、レッド2枚をくらって黒田は退場してしまう。ETUは10人で2点を追いかける、圧倒的に不利な展開に。

                     

                    あきらめムードが立ち込めそうになるなか、空気を一変させたのは夏木!

                    入って当然のシュートはミスる代わりに、とんでもないゴラッソを決めるお祭り男が、強烈なボレーシュートを相手ゴールにたたき込む!

                    夏木のゴールで息を吹き返したETUは一気に攻撃へと転じる。

                     

                    気負うあまりに忘れかけていた、楽しむことのたいせつさを思い出した椿。キャプテンという建前を捨てて、再び全力で己を試すためプレーしはじめた村越。いままで「犬」扱いしていた椿からの本気の要求に、いつにない本気で応えたジーノ。

                    どんなプレーもちゃんと達海は見ている。だから、おそれることはない。

                    監督への絶対的な信頼感が、たとえ逆境でもけしてあきらめない勇気を選手たちへ与えていく。

                    徹底したチャレンジの末に訪れた、試合終了間際の劇的な逆転ゴール。

                     

                    この一勝で、チームが生まれ変われるわけではない。

                    それでも、ETUはただの一勝以上に重い、ほんとうの「強さ」への一歩を踏み出した。

                    試合後、達海はチームにひと言、「タイトル、獲りに行くぞ」と告げる。

                     

                    覚悟のほどは伝わった。

                    あとは、選手のひとりひとりが、それをピッチの上で体現するだけだ。

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