三十路ぬるオタがぼっちで同人イベントへでかけてみたよ。

己のヘタレっぷりを見込んで、かなりもごもご濁した予告をしていたオンリーイベントの件。
なけなしの勇気をかきあつめ、見事デビューを果たしました!はあぁぁぁ、今年に入っていちばん緊張した!!
思い切ってでかけたかいがありました。想像以上に楽しかった〜!

せっかくなので、へどもど体験記を残しておきます。
「イベントに興味はあるけど、ひとりじゃ不安…」「いい歳して、浮いちゃわないかな?」と尻込みしている同じ初心者の方の気休めにでもなれば幸い。

以下、二次創作関連記事のため折りたたみ。
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    黒バスのオンリーイベント「Frozen&Purple」へいってきました。

    去年の秋口から二次創作関連を漁りつづけて、まんまと黒バスにはまってしまい。
    商業で大好きな作家さんが紫氷を描いていると知って「試しに読んでみよ〜」とポチったが最後。天然で負けず嫌いでナイーブで男前という、万華鏡のような氷室くんの魅力にころころ転がりおちてしまった。すでにじゅうぶん盛り上がってきたジャンルだけに、くろケット後の通販で再録本もたくさん買えた。それでもまだ手に入らない本がある…!通販していないサークルさんもある…!
    目の前に宝の山があるなら、狩りにいくしかなだろう!!
    オタクの使命感に駆られて、ついに重い腰を上げる日がやってきました。

    「石橋を叩いて渡らない」見栄っ張りで小心者の私。
    ある程度現場の雰囲気をつかみ、初心者まるだしにならない振る舞いをシミュレーションしてからじゃなけりゃ、見知らぬ場所に足を踏み入れることなどはできません。勢いだけで動けるような若さはもうないのだ…。
    万全の状態で狩りに挑むべく、いろいろ調べまくって当日に臨みました。


    1.どのイベントにいくのか。

    同人イベントといえば、夏冬のコミケのほかにも各種規模のイベントがたくさんあります。
    オタク夢の祭典に憧れはあるのですが、ぼっちで広い会場を歩き回る勇気が出てこない。
    かつで同僚だったオタクの後輩さんからその凄まじさを聞き及んでいただけに、自分みたいなひよっこしゃしゃり出ていい場所なのかと二の足を踏んでしまいます。若葉マークで首都高に乗るような、自殺行為なのでは…。

    大イベント→迷よう→本買えない。
    大イベント→人多い→売り切れる。
    大イベント→本買えない→もう通販でいいかな…。

    どうシミュレーションしても、ネガティブな結果しか導きだせない…!

    メンタル的ハードルが高すぎることから、「大規模イベントにさっそうとデビューする俺」妄想は早々に破棄。
    自分なんて所詮、修行のたらんぬるオタなのだ。
    いきなり大ボスに挑むのはやめて、まずは経験値を積むべし!

    ぼっちでも安心してお買いものできるイベントはないのか…そんなときに知ったのが、今回のオンリーイベント。
    オンリーイベントにもジャンル限定、学校限定、CP限定などさまざまな縛りがありますが、今回のイベントはそのなかでも最小単位のキャラクターオンリー。約100SPと小規模ですが、CP限定だけあって下手なオールジャンルイベント以上に紫氷サークルさんの参加率は高い。
    これなら会場で迷うこともなさそうだし、欲しい本が買えないってこともなさそう。
    季節柄、暑さ寒さの心配もない。

    てなわけで紆余曲折をへて(私の心のなかで)、ついに三十路のイベントデビューが決定しました(私の心のなかで)。


    2.サークルチェック

    開催の約2週間まえにオンリーイベントHPにサークルリスト発表がされます。
    くろケからひと月あまりというタイミングだけど、紫氷サークルの有名どころはほぼ出そろっている模様。わ〜い!!

    当日の配置図も同時に掲載されるので、プリントアウトしてサークルチェックに励む。

    欲しい新刊がでるサークルさんはピンクで、気になる既刊のあるサークルさんはオレンジでマーカー。
    スペースナンバーのみの表記なので、サークル名もあわせて書きこみ。
    あらゆるものがデジタル化するご時世ですが、地図だけは現物があると安心です。ひと目で全体が見渡せるし、折りたためば小さくなる。当日、どんな順番でまわろっかな〜と妄想が膨らむ。





    新刊や当日のお品書きなどの詳細はほとんどがpixivでチェックできます。
    私自身、オンリー参加にあわせてやっと登録したのですが、これは便利!
    作家さんのHPが個人商店だとすれば、pixivは大手デパート。ここだけでありとあらゆる情報が手に入る。サーチリングで気になるサイトを検索するなんてのは、もはや遠い過去の遺産なんですね…。
    タグやブックマークなどで連鎖的に検索できるので、どんどん欲しいものが増えていくのが唯一の難点か。でもそれだって、うれしい悲鳴にちがいありません。

    イベント前には、当日のスペース番号や新刊・既刊の有無、価格をうつくしくレイアウトした「お品書き」をUPしてくれるサークルさんが多いようです。
    萌えを届けてくれるだけでなく、こんなありがたいお知らせまで手配してくれるとは、最近の同人サークルさんってただものじゃないな…!「お品書き」をブクマしとけば、当日もスマホで確認できますね。私はガラケーなので無理ですが!


    3.参加要項の確認

    同人イベントには入場無料のものと、入場料代わりにパンフレット購入が必要なものがある模様。
    大きなイベントだとあらかじめ書店などでパンフレットを購入できますが、今回は当日入場時に1冊¥700で購入します。
    WEBカタログは、一週間まえからイベントHPで閲覧できるようになってました(無料で登録が必要)。サークルリストと配置図さえあれば、それほど必要に迫られることはないのですが、WEBカタログではサークルカットが見られます。

    会場と開場時間もあわせて確認。

    ■会場 都立産業貿易センター(台東館)
    銀座線浅草駅から徒歩5分、浅草線浅草駅からでも8分で着くのでアクセスはよさそう。会場への地図を写メしておく。

    ■開催時間 入場11時〜終了15時
    ふむふむ、わりと短い時間で終わるんだな。
    あまり早く出かけでも待ち時間がつらいので、10時半ごろを目指してでかけることにする。

    ■準備するもの
    *チェック済の配置図
    *500円玉と100円玉と千円札たくさん
    *エコバッグ

    お釣りがたくさんあるといいと聞いたので、千円札を山ほどおろして、コンビニで換金&換金。
    50円玉以下の小銭はまず使わないので、お財布から出しておけばよかったかも。

    エコバックは、買った本を入れる用。
    即売会での買い物はフリマと同じで、現金払い&現物受取。本の重さに耐えられる袋が必要。いつもスーパーへ買い出しにでるとき使っている、マチの広い布製トートを持っていきました。オンリーイベント程度なら、これでちょうどよかったです。出かけるときには、折りたたんで鞄にしまえるのもいい。
    たしか三浦しをんは、エッセイ本で紀伊国屋のショッピングバックをオススメされていた記憶。


    4.パーティへは何を着ていけばいいですか?

    さあ、迎えたイベント当日。
    女子力の低いオタクとしていちばんに気にかかるのは、どんな服を着ていけば浮かないのか、ということです。
    ダサくもなく、気合い入りすぎてもいない、集団のなかに完全に埋没できる服装とはどんなものなのか…。なんて、ひとしきり悩んでみたりしましたが、我が家のクローゼットに悩むほどの選択肢はなかった!!外に出ても恥ずかしくない服…と選んだ結果、超無難かつ保守的な服装に落ち着く。
    紫っぽい(いちおうイメージカラーにしてみた)インナーにカーディガン、ユニクロのデニムと通勤に使ってる踵の低いパンプス。今回の会場はそれほど広くありませんが、足元は歩きやすい靴に。デニムをパンツに代えたら、このまま会社行けるな!

    午前中から出かけるのがひさしぶりすぎて準備に時間がかかり、15分ほど遅れて出発。
    電車のなかからすでにそわそわ。浅草線で若い女性を見かけるたびに、あのひともイベントに行くんだろうか…と気もそぞろ。そうこうしているうちに、浅草駅に到着。
    駅から一本道で8分のはずだったのに、ものの見事に道を間違えました。地図を写メしておいてよかった。

    会場にいく道すがらもとくにそれらしい人影は見当たらず、ひとりでこんなところ(←)に来てよかったんだろうか…とだんだん不安になってくる。よっぽど引き返そうかと思ったところで、やっと都産貿台東館に到着。
    見た目はいたったキレイな公共施設。お隣はかの有名な浅草寺。海外の観光客がひっきりなしに行き交う場所で、同人イベントが行われているとは…これがクールジャパンか。
    なんとなく恐縮しつつ、建物のなかへ。同人イベントだけに表に看板などはありませが、スタッフさんが入口で誘導してくれていていました。




    まわりのお客さんにくっついて、エレベーターへ。ついに来てしまった…とドキドキしながらも、まわりもひとりで来ているようだったので、少しほっとする。
    流れに乗って5Fでエレベーターを降りると、すでに会場にはたくさんのひとの姿が!
    わー!わー!すごい!!と心の中でひとり興奮。なぜか、サッカー日本代表ユニの人がいる。
    へ〜、サッカーユニのひとまでいるのか〜青だから?(光コンビオンリーと同時開催だったのです)バスケなのにな〜と思っていたら…降りる階間違えてた\(^0^)/
    都産貿は7F建ての展示場で、各階で異なるオンリーイベントが行われていたようです。5Fはサッカー全般のオンリーインベントだった模様。それはそれで気になる。
    しかし、今日の目的はここじゃない!

    そそくさと4Fに降りると、聞きなれたメロディがお出迎え。
    アニバスのOP曲が流れる場内には、すでにたくさんのお客さん&開店準備を終えて談笑するサークルさんの姿が!
    わー!ポスターが全部Wエースだ〜〜〜〜!!!ここにいる人みんな、黒バスが好きなんだなと思うとしぜんとテンションが上がってきた!!

    さっそく入口でパンフを買って、列の最後尾に。
    今回のオンリーではR-18バンドというものが配られていました。
    列に並んでいるとスタッフさんが来て、身分証明書確認のうえでバンドを手首に巻いてもらいます。18禁本を買うときにはこのリストバンドを見せるという仕組み。これならサークルさんごとに確認するより、ずっとスムーズですね。

    待ち時間のあいだずっと周囲をキョロキョロしていたのですが、思ったよりいろんな人がいて安心しました。
    さすがオタクの集いだけあって(?)、アイドルコンサートみたいに女子力がバクハツしている感じはなく。私と同じような地味ファッションの人も多かったし、ゴスロリ、缶バッチ&ラバストだらけの痛バを携えた本気のファン、手首にさりげなくキャラクターカラーのブレスをしてるオシャレさん、制服の女子高生、陽泉ジャージやブレザーに身を包んだレイヤーさんたちは見ているだけで楽しかった〜!モテとか流行とか関係なく、みんな自分が好きな服を着てるこの感じ、むしろ肌に合う。
    年齢層も幅広く、私より年上の方も全然いらっしゃいました。バンドを巻いてる人が多かったので、中心層は20代〜30代くらいかな?
    ぼっち参戦も全然無問題でした。むしろ、ソロの人のほうが多いかも?
    みんな自分の萌えにまっすぐで、必要以上に和気あいあいとした同調圧力もなく、思ったよりこれは…落ち着くかもしれない。


    5.さあ、お買いもの!

    定刻の11時、アナウンスとともに拍手で会場。
    おお、この拍手シーン、「げんしけん」のコミケ回で読んだぞ。イベントって感じだなあ!

    混乱のないように、入場は列を何回かに分けて行われていました。
    人気のサークルさんには、あっという間に長蛇の行列が。100SPのオンリーといえど、やはり開場30分くらいまではみんな本気の狩りモード!欲しい本に向かっていちもくさん。

    アツい…アツいなイベントって!!
    がぜん、やる気が湧いてきた!!

    ぼっち参戦だと手分けしてお買い物をすることができないので、今回大手さんは後回しにして、事後通販のないサークルさんをなるべく多く回ろう!と決めていました。人気サークルさんは、きっと新刊たくさん持ってきてるだろう、という希望的観測も含めて…。
    今回に関しては、この作戦悪くなかったようです。島中のサークルさんは3,4人待ちで、スムーズに場内を回れました。
    血走った眼でチェックリストを確認しながら、せっせと場内を歩き回って1時間。欲しい本はほぼぜんぶ買い揃えることができました!わーい、ばんざーい、ばんざーい!

    1時間も経てば、みんなほぼお買い物は終えたようでまったりモードに。
    会場の隅っこで戦利品に目を通したり、作家さんに差し入れに出かけたり、スケブをお願いしたりする人も。みんなそれぞれにオンリーイベントを楽しんでいました。私も各サークルさんのポスターのWエースを拝みに、場内をお散歩。
    京都黒バス展に合わせた着物のむろちん&あつしくんのポスターめっちゃ素敵だった…!写真撮りたかったけど、当然ながら場内撮影禁止なので、目に焼き付けてきた…!
    同時開催の光コンビオンリーのスペースもこっそりのぞき見。青火中心なのかな?と思ったら火青と青火が半々くらいなことに驚いたり。でもたしかに、光コンビはリバもありだな!

    最初の緊張も忘れて、もう少し会場の雰囲気を味わっていたい気もしていたのですが、手持無沙汰にもなってきたので11時半前に会場を退散。ずっしり肩にのしかかる鞄の重みも、きょうばかりは心地よい。

    今回の戦利品。
    どれもめっちゃかわいくておもしろかったー!読んでるあいだずっと、にたにた笑み崩れっぱなしだった。
    Wエースが出会えてよかった…!ありがとうございます。





    イベント初参加でドキドキしっぱなしでしたが、会場で感じたことはみなさんとてもマナーがよかったということ。
    会場内で押し合いへし合いになるようなことはなく、みなさんスタッフさんの誘導にしたがって、整然と列を作っていました。
    私だけは初心者全開で終始へどもどしていて、並んでいる最中にお財布の小銭をバラまいたりしていたのですが…!
    私がひとりであわわっているうちに、周りのみなさんがシュバババ!!!とすばらしい反応速度で小銭を拾ってくださって、しかも笑顔で小銭を渡して去っていくという…。おかげで列が滞ることもなく。
    紫氷を好きなひとに悪い人はいない…!!(確信)
    親切な方たちに助けられ、サークルの売り子さんたちも笑顔で本を手渡してくれて、初心者ぼっちでも安心してお買いものすることができました。


    6.まとめ

    ・ぼっちでのイベント参加は問題なし。むしろ楽しかった!また行きたい!!
    ・イベントに行くのにドレスはいらない。小銭を用意しよう。
    ・初参加にはみなぎる旬ジャンルより、旬をやや過ぎた熟成ジャンルがおいしいかも…

    ぼっちでもじゅうぶんイベントは楽しめる!
    これに味を占めて、また行きたいと思います!

    ただ、刀剣乱舞のような旬ジャンルの大規模オンリーだったら、ひよっこには厳しかったかもな…という気もします。
    あたり全体新刊だらけで参加者さんも狩場の殺気をまとった状態なら、私のような妖怪小銭洗いは淘汰されていたことでしょう…。まわりの参加者さんも余裕のある、比較的アットホーム(?)な空気でのオンリーイベントを選んだのは初心者としては正解だったのではないかと。
    入場料はかかりますが、やはりたくさん本を買うなら手数料や送料のかかる通販よりイベントのほうが手頃です。
    作家さん(と思しきひと)から手渡してもらう新刊は、通販で買うのとはありがたみが違いますね…。「ありがとうございます」という言葉にも、必要以上の力がこもってしまいました。
    なによりも、ふだんひとりでこそこそ楽しんでいるだけに、この会場のひとがみんな同じものが好きなんだ…!というその雰囲気に感動しました。

    まだ大きいイベントに出かける勇気はありませんが、あらたな楽しみが増えてオタクライフが充実する予感。

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      コメント
      はじめまして。
      私も三十路でぼっちで、イベントに参加しようかと迷っているときに、こちらの記事にたどり着きました。
      とても参考になり、勇気を貰えました!!
      私も勇気を出してイベントに参加してみようと思います。
      素敵な記事をありがとうございます♡
      これからもブログの執筆頑張ってください!
      • Yu
      • 2016/01/13 8:58 PM
      >Yuさん

      同志よ\(^o^)/
      コメントありがとうございます。

      ぼっちでイベント参加って、ほんとハードル高いですよね…。私もいまだに当日はドキドキしています。
      それでも、同じ「好き」を持つひとが集まる空間は独特の熱があって楽しいです!

      Yuさんもぜひ、初イベント楽しんできてくださいね。
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