「アオイホノオ」 15 島本和彦

新人賞を受賞し、ついに漫画家としての一歩を踏み出したホノオ。

しかし、他人の評価ばかりが気になって、ちっとも本業の漫画に身が入らない。

 

賞を受賞したからって、いきなり一人前の漫画家に生まれ変われるわけじゃないもんね〜!相変わらずのホノオに、ちょっとほっとしたような、いつまでも浮かれてんじゃないよ!とどやしつけたいような。笑


それでも、いまは大先生に振り回されっぱなしの新人担当者・三上さんが、ホノオのよき理解者になってくれるかな?

これまではホノオのデタラメな情熱&自意識に、ついてこれる人がいなかったもんなぁ。それでもお構いなしに熱量をまき散らしてきたホノオだけど、真っ向から受け止めてくれる人ができれば、一歩先に進めるのでは。

俺はこんなもんじゃない、もっとデカいことができるはず。

そう思いながら、妄想みたくうまくやれるはずもなく、自意識の檻のなかで転げまわっている。この自意識こそがモラトリアムであり、「アオイホノオ」そのものなのだろう。もし、ホノオが等身大の自分と向き合って、真のプロとしての一歩を踏み出す日がくるとしたら、それは「アオイホノオ」の終着点かもしれない。

 

しかし、15巻のハイライトはなんといっても、当時のサンデーをそのままコピーしたらしき昭和56年度上期新人賞発表ページ!

当時の新人賞審査員は、赤塚不二夫、楳図かずお、藤子不二雄、松本零士という錚々たるレジェンドたち。島本さん、このレジェンドたちに認められて漫画家になったのか。この先生方に自分の漫画を読んでもらったってだけでも、とんでもないことだよねぇ…。
しかも、青年部門の受賞者にはなんと、浦沢直樹の名まえが。島本先生と浦沢先生って、部門は違えど、動機デビューだったのか。

 

読めば読むほど興味深い。つくづく、おもしろくてためになる漫画である。
 

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