ありがとうを君に〜「劇場版 黒子のバスケ LAST GAME」

劇場版黒バス、公開日に観てきました!

前売りも買ってなかったし、レディースデーにでも観に行けばと思っていたのに、特報第2弾を観てからというものどうにも気になってたまらず。公開日に慌ててチケットを取りました。

 

舞台挨拶などもあったからか午前中はほぼ埋まっていて、14時からの回を観たんだけど、思った以上に中高生の男の子が多くてびっくりしたなぁ。

てっきり大人のお友だちばかりかと思っていたもので(すみません)、連休に友だち同士で「黒バス」を観にくる少年たちがこんなにいるんだ…!と上映前から感激。

不純な動機で足を運んでる大人としては、ちょっとドキドキしてしまった。笑

 

追記:

鑑賞後にナタリーの舞台挨拶レポを読んで、あらためて火神くんと黒子っちが、おのゆーさんと賢章先生でよかったなぁと思った。

おふたりの人柄が、誠凜の光と影に魂をふきこんでくれんだなって。ほんとうにありがとうの気持ちでいっぱいだ。

 

公開直後なので、念のため感想は折りたたみます。

 

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    今回の映画は、ジャンプNEXTで連載されていた黒バスの後日談「EXTRA GAME」をもとにした劇場版。

    おおまかなあらすじは原作のままですが、アニメーションならではのゲーム演出やオリジナルエピソードが盛り込まれていて、これが正真正銘の黒バス「完結編」なんだって実感する内容になっていました。

     

    なんといっても、藤巻先生の監修で取り入れられたというオリジナルエピソードがすっっっごかった!!!

    私がずっと「黒バス」で観たかったエピソードが、最後の最後でついに描かれていて、なんだかもう感無量。

     

    黒子の「影」という能力は、天才的なエースである「光」があってこそ輝く。

    誠凛高校の「光と影」のコンビは、高校の部活動という誰もが等しく高みを目指して挑戦できる環境でふたりが出会ったからこそ生まれた奇跡みたいなものだった。黒子個人に超人的な能力はない以上、とことん上を目指す競技としての「バスケ」を、いつかあきらめなくてはいけないときがくるはず。

    火神くんと黒子くんは、いつまでいっしょにバスケをつづけられるんだろう?

    それが、本編完結後、私がいちばん知りたかったことだった。

     

    劇場版は、火神が日本の中学校に転入してくる場面からはじまる。

    まだ、右も左もわからないまま、「夢はNBAのバスケットボール選手」と輝く瞳で自己紹介する火神くん。まさかしょっぱなから中学生の火神くんを拝めるなんて、サプライズすぎるぜ…!

     

    意気込んでバスケットボール部の部活に参加するも、本場仕込みの火神はあっさりチームメイトたちを蹴散らしてしまう。

    突然現れた敬語すらおぼつかない転入生にいいようにやられた先輩たちは、当然おもしろいはずがない。

    たちまちチームメイトたちから距離を置かれた火神は、教室でもひとりぼっちのまま。期待とはうらはらに、友だちひとりできないまま、退屈な中学校生活がはじまった。

    キセキの世代たちが幼い心には過ぎる力で傷つけあっていたころ、火神くんも同じように、強さゆえの孤独を抱えていたんだなぁ。

    このころの鬱屈を思えば、本編のみんなはめちゃくちゃ成長している!!

     

    先輩たちの仇をとりたいと願い、チームのために身を投げ出すことを学んだ黄瀬。手加減しなくてもいい敵と出会って、自分の限界に挑戦しはじめた紫原。ずっと封じ込めていた自分自身と向き合う赤司。

    みんな、本編ではみなかったような晴れやかな顔で心からバスケを楽しんでいるのが、映像化されていっそう印象的だった。

    パーフェクトコピー×ゾーンでコート上最強の選手になった黄瀬くん、まじかっこよすぎ…!

    ほんとうは誰よりチーム想いで熱い男だからこそ、黄瀬くんはいつも切り込み隊長というか、最後の一滴までしぼり出してしまうんだろう。

    キセキの世代の成長に、ちゃんとそれぞれのチームが深く結びついているところにじーんときた。

     

    無事ジャヴァウォックに勝利し、みんなが祝杯をあげるなか、ふたりで言葉を交わす黒子と火神の姿が。

    あくまで観客だったにも関わらず、打ち上げ会場に招かれた誠凛メンバーに火神がどうしても伝えたかったこと。それは、アメリカ留学の報告だった。

     

    いつか火神くんはアメリカへいって、NBA選手として活躍するんだろうってなんとなく思い描いていたけど、まさか卒業を待たずに行ってしまうとは思ってなかったよ!!

    まさか「LAST GAME」が火神くんにとっての最後の試合って意味だなんて。

    映画のなかでは描かれなかったけど、きっと黒子とは何度も相談したうえのことだと思う。なんといっても、火神くんが誠凛からいなくなっていちばん困るのは相棒である黒子にちがいない。火神くんだって誠凛のエースだ。チームを残してひとり旅立つことに、心残りがないはずがない。

    それでも、毅然と火神の意志を尊重するべきと言いきったように、黒子っちは火神くんが行きたいなら、絶対にひきとめたりしないんだろう。まるで伴侶みたいに、報告する火神くんに寄り添う黒子さんはほんとうに火神くんの最高の影だった…。

     

    ラストの空港での別れのシーンは、永遠に心に刻んでおきたいメモリアルな火黒でしたね…!

    旅立つ火神くんを見送りにきた誠凛メンバーたち。黒子は火神に感謝の言葉を告げて握手の手を差し出す。

    相棒と固い握手を交わして出航ゲートへと向かった火神は、ふと、さっき握ったバスケ選手としてはやけに小さな手に思いをめぐらす。その小さな手で、黒子は火神へのパスを出し続けてくれた。

    どんなときも、火神が進むべき道を切り開いてくれた。

    こみ上げてきた想いに突き動かされるように、火神は黒子のもとへと走る。

     

    火神くんって典型的なバスケ馬鹿だから、これまでも純粋な「友だち」っていなかったんじゃないだろうか。

    幼い頃からお父さんについて渡米して、帰ってきた日本でもうまく周囲にとけこめなくて。そんななかでできた、最初の「仲間」が誠凛のチームメイトだったんじゃないか。

     

    黒子より先に、なりふりかまわず泣いてしまう火神くんが大好きだ。

    火神くんの前では泣くまいと、涙をぬぐっていつもの悪態をつく黒子くんが大好きだ。

     

    強がっていても、ほんとうは不安なこと。怖気づく気持ちがあること。

    どんなときも弱い自分を見せまいとする火神が、黒子の前ではぜんぶさらけ出して見せた。

    苦しいときはいつも、黒子ならこういうときなんていうんだろうって考えた。誰より弱いくせに、誰より強い相棒に支えられてきた。退屈な日常を切り裂いて、黒子はふたたび高みを目指すきっかけを火神に与えてくれた。

    黒子にとって火神が光だったように、火神にとっても黒子は希望の光だった。

    だから、火神は黒子にどうしても「ありがとう」を伝えたかったんだろう。もらうばかりじゃなくて、自分も黒子になにか返したかった。目には見えない、たいせつなものを渡したかったんだ。

     

    これでふたりは、ずっといっしょにいられるほんとうの「友だち」になれたんだな。そのことが、すごくうれしかった。

    誠凛の光と影じゃなくなっても、いっしょにバスケをすることはできる。

    火神がこれから浴びる栄光の光。その影にはいつだって、黒子とのバスケがある。

    光が強ければ強いほど、影は長く伸びていく。ずっとずっとどこまでも、火神のあとを離れずついてゆくのだ。

     

    ああ、これで最後か…と胸がいっぱいなんですが、まだ劇場版第二弾も控えているし。

    藤巻先生もインタビューでこれきり最後のつもりはまったくありません!と、ありがたすぎる言葉を残してくれているし。

    またいつかみんなに会えるといいなとほのかに期待しつつ、2年のWCを妄想したいと思います。


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