BUMP OF CHICKEN 「2013 TOUR "WILLPOLIS"」@横浜アリーナ 9/25
正直もうほとんどあきらめていた、今回のアリーナツアー。
ステージサイド席が当選して、横浜初日に行ってきました。
もうほんとうに奇跡としか!
深夜12時に当選のメールを開いて驚愕。ライブ前日の20時発表ってことを忘れ去っていて「もう今日じゃん!」と焦りまくり。
同行の友人が私からの深夜のメールに気づいたのは翌朝だったらしく、お互いに心の準備ゼロでの参戦でした。
でもまったく期待してなかっただけに、うれしさも倍増!
聴けてよかった。あの場所にいられてよかった。
以下、セットリストを含む横浜アリーナ初日の詳細。
このあとのツアーに参加される方はどうぞご注意ください。
*あくまで私の「記憶」の記録です。曲順やMCなどあやふやです。
9/25(水) 横浜アリーナ ステージサイド席
いつもいっしょにバンプライブに出かけている友人と、18時に新横浜で待ち合わせ。
友人は身内の入院を口実に会社を早退してきた!とのこと。笑
今回もいっしょに参戦できてほんとうによかった。
私は会場時間の17時30分に新横浜着。
バンプグッズを着用したひとが駅前にたくさん集っていました。
今回のグッズもかわいいなあ。赤のタオルはなんだか猪木を彷彿とさせますが。
ツアーTは黒の割合が高かったかな。個人的には青の動物Tが欲しかったのですが、さすがにグッズを買う時間の余裕はなく。
改札から出てきた友人を見つけてすぐ、横アリへ直行。
横アリはワンオクライブで来て以来2度目。
今日も入場口でザイロバンドが配られました。私と友人は青のバンド。QVCでは私のバンドだけ光らずさみしかったので、今日は光らせる!
「ステージサイド席」なので隅っこのほうなのかなあ、と思っていたら、意外にもスタンド3階席のほぼ中央3列目。アリーナもステージも見渡せる、ふつうに見やすい席だったので、友人とふたり「間違ってないよね?」とあたふたしてしまった。笑
周囲を見渡すと、小学生くらいのお子さんを連れた家族連れ、手をつないで聞き入るカップルやひとり参戦の女の子、最初から最後まで拳掲げてノリノリ(死語?)だった男子二人組といろーんな年代のファンが集まっていて、わくわくしてしまった。
小学生だと天体あたりはリアルタイムで聴いていないかもしれない。ここに来たひとの数だけ彼らの音楽との出会いがあるんだなってことを実感する。
席に着いた時点で開演5分前。
座席はほとんど埋まっていたけれど、ワンオクライブに比べるとフロアはだいぶ余裕があるなあという印象。「中央にPAエリアがあるから?」と友人と話していたんですが、じつはこのPAエリア、ただのPAエリアじゃあなかったんですね。まんまとひっかかったぜ!
開演時間をまわったあたりで、SEが「ボレロ」に。
この旋律を聞いただけで会場内が「さあ、はじまるぞ!」という空気に変わる。
徐々に広がっていく手拍子、高まっていく繰り返しの旋律が最高に高まったところで暗転。
場内が大きな歓声に包まれるなか、映像がスタート。
なんと、ゴールドグライダーツアーの続編のようなストーリがスクリーンに!
わああ、まさか続き(?)が見られるとは!
場内は瞬く間にスクリーンの上に広がる大空に吸い寄せられていました。
空を渡る飛行船、光の欠片を追い求める主人公が出会うさまざまな得体の知れない生き物、数々の出会いと別れを繰り返し、たどり着いた先は…“WILLPOLICE”という七色に輝く未来都市。そう、会場のファンみんなの腕のザイロバンドの輝きこそが“WILLPOLICE”を彩る光。
スクリーンにはザイロバンドが瞬く客席の光景が映し出され、横浜アリーナはたちまち未来都市“WILLPOLICE”へと変貌。
うわー、なんてすばらしい演出だろう。この映像のおかげで、私たち客席の小さな光も“WILLPOLICE”という音楽の王国を創り上げる重要な要素なんだってことが、理屈じゃなく実感できる。始まるなり、スタジアム全体が祝祭感に包んでしまった。
「WELCOME TO WILLPOLICE」の言葉と同時に、GGT同様、薄絹のかかったステージの向こうから力強いドラムの音が飛び込んでくる。
影絵のようにチャマや増川くんの姿が見えて、最後にギターをかかげて見せるふじくん。
会場のボルテージといっしょに、金色のリボンがさく裂して、ついにライブスタート。
1.Stage of the Ground
2. firefly
3.虹を待つ人
はじまりの3曲はQVCと同じ並び。
光る大きなゴムボールもまたまた登場。客席のザイロバンドの光が瞬いて、エレクトリカルパレードのよう(といっても、本家のパレードは見たことないのですが…想像です)。
虹を待つ人のコール&レスポンスはもうすでに定番の風格。
チャマMC。
「はじめて来たひとー?(はーい)もう何回も来てるよってひとー?(はーい)」
「隅っこのほうで、さみしいなって不安になってるひともいるかもしれないけど、俺らはこれなかったひとに届けるつもりでやってるんで!」
「今日このライブは一回きりなので!これが最後のライブつもりでやるから」
このあと、ザイロバンドいったんお休み。
光の演出がなくなっただけで、ライブハウスにいるような感覚になった。
4.sailing day
なんかすっごいこの日の「sailing day」早くなかったですか?ぶっとばしてた感が。笑
友だちにいってもそうだっけ?って感じだったので、私の気のせいかもですが。
バンドのテンションがそのままぶちまけられたような勢いのある演奏で、会場もぐっと熱が上がる。
あと、ヒロさんが!すっごい前に出てギターを弾いていて、しかもそれが自然と様になっていて、またヒロさんが成長している…!と友人と感激。
ヒロさんはギタリストとして、ライブのたびにちょっとずつ印象が変わる感じがします。
MCはずっとたどたどしいままだけど。笑
5. ゼロ
当たり前かもだけど、前回ツアーから演奏時に流れる映像も変わっていました。
ゼロを唄ってるときの藤くんって、ほんとうにかっこいい。曲の雰囲気にビジュアルがぴったり。
6.プラネタリウム
この曲のためにザイロバンドが用意されていたかのよう!
それぞれの腕につけた光が光って、4人の奏でる音と一体となって音楽を作り上げていて、アリーナ全体がプラネタリウムみたいだった。
藤くん「ありがとう」
この「ありがとう」を聞ける幸せをなんとたとえれば…ほんとうに藤くんの「ありがとう」はプライスレスだわ…。言葉以上の響きがある。
7.花の名
QVCでも思ったけれど、今回のツアーでもこの「花の名」がライブ全体のひとつのピークになっているように感じました。
なんといっても、藤くんの唄がほんとうに素晴らしい。
前回ツアーでも「花の名」は何度か聞いたのですが、なんだか一枚皮を脱ぎ捨てたような、生々しい温度があって。ぐっと聞き入ってしまった。
藤くん、ギターは増川くんに任せて、唄に全力を注いでいました。
メンバーへの絶対的な信頼感があるからこそ、「花の名」がこんなに強くて大きい唄になったんだろうなあ。すごく感動した。
藤くんMC。
「大丈夫ですか、苦しい人、しんどい人いませんか?」
いつものようにフロアの人たちを気遣う藤くん。
ほんとうに、聴いてくれてる人のことが何より気にかかるんだなあ。
「もう無理かもってときは、無理かも…っていえば、なるようになるから!!」
というようなことを、なぜかこの日はやけに小芝居っぽく話してくれてました。笑
「なせばなる」がツボったらしく、連発する藤くん。
「引いてない?大丈夫?俺は押せ押せですよ!!」
押せ押せな藤くんって…!やだ、かっこいい…!
なんだかすごいきゅんとしたわ…!
ひとしきりしゃべりつくして、つぎの曲の前奏へ。
8.ダイヤモンド
この曲のイントロのギターのリフを何回か鳴らしたところで、藤くんがいきなり「はあ…」ってためいきついていったん止めまして。
ちょっと苦笑いして(直前の自分のMCにちょっと照れた?)また引き始めたんですが、それがもうえらいかわいくてですね!なんかセクシーだった。
音楽に触れ合っている藤くんには独特のオーラがあるので、なんか急に素を見せられるとこっちがドキッとする。
「ひとつずつ」のところでみんな、人差し指を立てて拳掲げていた。
最近のファンの人にとっては「昔のバンプの曲」かもしれないけれど、私にとっては、聴いてからずっと何度も支えにしてきた、まったく色褪せない曲のひとつなので、こうしてたくさんのファンの人といっしょにこの曲で飛び跳ねられることがすごくうれしい。
アコースティックステージ
9.GOOD LUCK
今回のツアーでも、恥ずかし島が用意されていました!
しきりに照れまくっていたメンバーだったけど、なんだかんだで楽しんでくれていたんですね〜うれしいな。
恥ずかし島でのチャマのメンバー紹介が、「なんでも食べるヒロ」「不思議ちゃん升」というとんでもない酷さで友人と大笑い。
いや、特徴はつかんでいるけど、はじめての人にもそれでいいのか!笑
「GOOD LUCK」はヒロさんのアルペジオに導かれて、徐々に曲が膨らんでゆくアコースティックならではの演出。
そして、2曲目が、私の大好きな曲でした…!
10.飴玉の唄
もうほんとうに大好きで、でもアルバムツアーでもないのに聴けるわけがないよね…と期待していなかったので、わかった瞬間冗談じゃなくトリハダがたちました。
何度聞いてもはかり知れない歌詞ですが、「飴玉をあげる」というほんのささいなやりとりと、「何光年という時の流れのなかでの出会い」という途方もない奇跡とが並列されて歌われているところに、ひとりの人のなかにある宇宙の広大さを思わずにいられない。
神秘的な感じすらする曲ですが、歌われていることはいたってシンプルな「生と死」、そして「出会いと別れ」。
目の前で藤くんの声で歌われると、なんだか胸が痛くなるくらい。この一瞬をとどめておけないのがかなしくて、でもしあわせなような。
感動しました。
手を伸ばすお客さんとハイタッチしながらメンバーがステージを去り、ふたたび暗転。
SE.星の鳥
スクリーンにこの日の日付と時間が表示されて、メーデーがスタート。
このあたりの流れは前回ツアーを踏襲してました。
11.メーデー
12.カルマ
激しい曲をどどっと。フロアの温度もどんどん上がる!
カルマの前奏、いっそう妖艶な感じになってた!しょっぱなからしびれました。
13.車輪の唄
前回ツアーではアコースティックステージで披露されていた車輪の唄。
いつものバンド編成での演奏も、すごくかっこよかった!こうして幾通りものアレンジを楽しめるのは、ライブならではの楽しみ。
前で聴いていた男の子がすごく車輪が好きだったらしく、「手を振って」のところでぶんぶん手を振っていました。なんだかこちらまでうれしくなってしまったよ。
藤くんMC。
「もうあと2曲なんだよね」(えー!!)
「俺だっていやだけど、それはもう、上のひとにいってもらわないと…」
「ヒロがいえって…」 ヒロさん「えっ!?」
14.天体観測
15.fire sign
ライブでは鉄板の2曲に、会場も一体に。
メンバーが去ったあと、アンコールの声の代わりに自然と「fire sign」の「ラララ」のシンガロングが湧き上がってきた。
アンコール
チャマによる記念撮影と恒例の物販MC。
いつもはいえないありがとうの代わりに、タオルを買ってっちゃえばいい!という新しいネタ。笑
突然ネタをふられて、「こう見えてけっこう食べるんですよ!」とまたなんともいえない話で切り抜けようとしたヒロさんがおもしろかった。
16.真っ赤な空を見ただろうか
17.宇宙飛行士への手紙
「真っ赤な空を〜」でまたまた間合いを測り合う藤くん&増川くんを観れてほのぼの。
ラストが「宇宙飛行士」だとは思わなかった!
でも今日はすごく豪華なセットリストでした。大満足!
ベスト盤を買ったひとが聴きたいと思っているであろう曲だけを集めた、黄金のラインナップでした。
メンバー全員、ものすごく名残惜しそうにステージを去っていました。
フロアの前列にいる人たちの前を何往復もして、ピックとかTシャツとか、投げられるものは全部投げていたなあ。
チャマ、ちょっと太った?と思ったら、筋肉ついてたんだね…誤解してごめんよ…。
いちばん最後にステージを去ったのは、この日も藤くん。
藤くんほんとうに、最後の最後まで別れを惜しんでました。
最終日でもないのに、藤くんがステージを降りてお客さんとハイタッチしてるのって、ちょっと久しぶりな気がした。別れを惜しみ始めるときりがなくなって帰れなくなるから、あえてさっと帰ってる印象があったので。
藤くん「いまここに来てくれてる人たちが、昨日どんなことをしてて、何を思ってたのかなんて全然知らないのに…ここで出会えたことがほんとうにうれしい。これからもライブをしていくので、また来てください」
ふたたび場内が暗転して、OPで流れた飛行船がWILLPOLICEから旅立つ映像が流れる。
飛行船が去った後に、「TO BE CONTINUED」のことばが。
うーん、なんとも粋な演出ですね!
ライブは終わっても、音楽の旅はまだまだ続く。彼らが飛び続ける限り、きっとまたどこかであえる。
今回のツアーは1回も参戦できないことを覚悟していたはずが、こうしていちど観てしまうと、もう一回だけ観たいな〜〜〜〜という欲がでてしまう。
まだまだ聴きたい曲がたくさん!
もういちど奇跡が起こることを期待して、武道館のステージサイドに応募してみよう…。
横浜2日目では藤くんから「新曲できてる」の報告もあったようですね!
いつになるかわわからないけれど、アルバムほんとうに楽しみだ。
- 【音楽】B.O.C.
- 18:02
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