銀の靴

高校野球がはじまると「おお振り」を読み返したくなる。

中継を眺めていたらつい手が伸びて、13巻の美丞大狭山戦からがっつり再読してしまった。

 

おお振りにはスポーツ漫画としてのわくわくだけでなく、人間ドラマのおもしろさもたっぷり詰まっていて、何度読み返しても飽きない。1冊ごとに選手たちの関係性が深まってゆき、人間的にも成長していくところがすばらしい。

高校野球の目的は「勝敗」ではなく「教育」という27巻の帯が、この漫画の本質を物語っている。

 

テレビ画面の向こうの球児たちも、西浦ナイン(ただしくは10名ですが)と同じように、かけがえのない「一回勝負」に挑んでいるんだなあと思うと、まぶしさに胸が詰まる思いがする。

 

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映画やイベントで後回しにしていたBLの新刊を、両手がちぎれそうなほど仕入れてきた。

明日は久しぶりに雨降りの予報なので、ゆっくり読書に耽るのだ。

 

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Free!の劇場版につづいて、ハイキュー!!の劇場版総集編も決定。

青城戦はテレビ放映時から映画さながらのクオリティだったので、ぜひ映画館の音響&大画面で観てみたい!

 

このところ、新作アニメの劇場先行上映や人気作の総集編上映が定番化していますね。

お気に入りの作品を映画館で観られるなんてありがたい限りですが、気づけば映画館でアニメしか観ていない…という現状に、大人として大丈夫かと、少し不安を感じなくもなかったり。

ハリウッドやディズニーのような王道のエンタメ作品ほど避けて通りがちなサブカル気質なうえに、いっしょに映画館にいく友人もいないので、なかなか趣味嗜好の幅が広がらないんだよな〜とほほ。

 

ほうっておくとBLばかり読んで満足してしまうので、なにかあらたな萌えに出会いに行きたい。

手始めに再来週は2.5次元舞台を観劇する予定だけど、2.5次元のほかにも何か舞台を観てみたいな〜と思って、7月の「RENT」のチケットを取りました!

以前通ってたブログで、男同士の恋愛描写もあって、何よりミュージカルとしておもしろい!と絶賛されていたのを思い出しまして。舞台なんて大学時代の友人の英語劇くらいしか観たことがないので、いまからドキドキしている。

 

気になるものにはチャレンジしてみること、興味関心を掘り下げていくこと。

うまくバランスをとりながら、両方をだいじにしていけたらいいな。

自分の目で見て手で触れた経験を、きちんと自分のなかに蓄積していきたい。

 

あふれる情報に振り回されて、借り物の言葉で知ったようなことを語ってしまったり、自分の経験値に下駄をはかせようとしてしまうことがある。他人と自分を比べて自己肯定感を薄めて、しあわせそうな人の真似をしようとしてしまったり。

でも、そんなの全然楽しいことじゃない。

情報はあくまでツールであって、大切なのはそれをどう使うのかということ。

まったく同じものを見たとしても感じることはそれぞれ異なるはずで、そうして得た実感こそが、その人の「知」となり、「智」となっていくのだろう。

欲望をコントロールできる術を持ちたい。

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    春らんまん

    祭りじゃ祭りじゃ〜〜〜!!!

     

    映画観て、本棚整理して、同人イベントに出かけて。

    どこへいくにも「ぼっち上等」の代わり映えしない三連休を過ごしたわけですが、オタク面ではめちゃくちゃ充実した三連休だった〜〜〜!

     

    まず初日観に行った劇場版黒バスが途轍もない火黒でふらふらになりながら映画館を出て、2日目夜にうたた寝して目覚めたらいきなりFree!の劇場版3本決定していて宗凛待ったなし!だし、シノヤマ買うぞ〜!と意気込んでHARUコミに乗りこんだら、公式の過酷さに負けず神々がすばらしき神の仕事をしてくれて見事戦利品の山のなかで号泣。

    なんか、こんなにも私に都合のいいことばかり起こってたら、そのうち反動ですごいしっぺ返しをくらわないよね…?と若干不安になるレベルでオタ充している。

     

    Free!劇場版うれしすぎるよ〜〜〜!!!

    「約束」のあらすじが、まじで宗凛以外の何者でもないじゃないか!総集編みたいだけど、再構成ってのがおもしろそうだし、ハイスピメンバーの成長した姿も見られそうでうれしい。

    なにより、総集編2本につづく新作劇場版が楽しみすぎる!!

    生きてるってすごいな…!生きてれば、こうして願っていた未来を見られることもあるんだ…!

    もういちど、宗介が凛ちゃんと泳ぐ姿を、観られるかもしれないよね…?

    期待していいんだよね…?

     

    は〜〜〜、いまからすっごく楽しみだ〜〜〜!!!

    春はいそがしくなるぞ〜!

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      本棚パズル

      連休2日目は寝て終わってしまった…!

       

      先週、何を思ったのか大がかりな本棚の整理に着手してしまい、本棚3本+半分を使って収納しているBL漫画を夜な夜な並べ直していた。

      本棚の整理はパズルゲームのようなもの。あっちを出してこっちを入れて、そっちじゃうまくおさまらないからあっちを入れて、の繰り返し。いちどに全部ひっくり返すと大変なことになるので棚ごとに移動させていたものの、最終的にはほぼ総入れ替えすることになってしまった。

       

      それでも、時間をかけただけあって、わりと納得のいく棚が組めたかな!

      BLの場合は1巻完結が多く、少年漫画みたいに「スポーツ」や「ファンタジー」といったジャンルごとに分けられない。なので、基本的には作者別に並べて、そのなかで作風の似てる(と私が勝手に思っている)ものを近くにしている。

      本棚三本をセンシティブ・少女漫画寄り、王道BL、個性派・アダルト寄りとおおまかにわけているんだけど、そうするとなんとなく出版社でも分かれていくのがおもしろい。

       

      内訳はこんな感じになりました。

       

      【センシティブ棚】

      レーベル: ルチル・旧装丁のディアプラス・CRAFT・HertZ・Canna

      主な作家: 藤たまき、雁須磨子、依田沙江美、京山あつき、木下けい子、館野とお子、平喜多ゆや、今市子、高井戸あけみ

       

      けなげで可憐な花のごとき見た目に反して、恋する痛みやせつなさも感じさせる棘を持つ。

      それがセンシティブ。少女漫画のエッセンスがぎゅっとつまっていて、何度読んでも新鮮なときめきがある。

      はからずもベテランさんが多い棚になったなぁ。寡作な作家さんが多いぶん、よりいっそう大切に味わわなければ!というになるのかもしれない。笑

      ARUKUさんや明治カナ子さんも、私のなかでは「センシティブ」に分類されるのでこの棚に収めています。ARUKUさんは抜群に個性的だし、明治さんにはエロ漫画の素養もあるけれど、両者とも作中に独特の翳りを孕んだ表現やはっと胸をつかれるような言葉がちりばめられていて、そこがすごく少女漫画だな〜と感じる。

      詩情を感じさせる表現、というのも「センシティブ」の一要素かもしれません。

      最近の作家さんだと、四宮しのさん、三崎汐さん、絵津鼓さん、文乃ゆきさんあたりも大変よいセンシティブ。

      小松さんや高津さんといったカンナから登場した気鋭の新人作家さんたちにも期待が膨らみますが、寡作の呪いも脈々と受け継がれているようなので(笑)、とにもかくにも2作目を読めることを願う日々です。

       

      【王道棚】

      レーベル: BBC・シエル・新装丁のディアプラス・ガッシュ・Chara・drap

      主な作家: 中村春菊、夏目イサク、日高ショーコ、鈴木ツタ、高永ひなこ、宝井理人、おげれつたなか、雨隠ギド、腰乃

       

      みんな大好き「このBLがヤバい!」で上位ランキングされる作家さんの棚。

      絵うまい!おもしろい!!萌える!!が三拍子そろった萌えの殿堂。

      シエルコミックスってあらためて数えてみるとほとんど持ってなかったんですが、それでも、私のBL漫画入門は羽海野チカの推薦帯がきっかけで読んだ「純情ロマンチカ」なので、中村春菊先生は外せません。

      純愛エゴイストで「年下攻め」なるものを知ったことが、私のその後の腐人生を左右したといっても過言ではない。めちゃくちゃ意地っ張りなくせしてじつはすごくけなげ、というツンデレの王道を突き進む上條先生に萌えまくり、大学の近所の書店で既刊全巻買いしたのがすべてのはじまり。

      ほかにも、この棚の作家さんの漫画にはキャラ萌えさせられたものが多いですね〜。

      「恋する暴君」の宗一にいさん、「憂鬱な朝」の桂木、「テンカウント」の城谷さん、「悪人を泣かせる方法」の鷹尾などなど。(趣味がもろばれだ!)大ヒットを生むには、キャラクターの魅力が不可欠なのだなと実感しました。

      個人的萌えツボのど真ん中作家さんであるカシオさんや山田二丁目さん、山本小鉄子さんや倫敦巴里子さん、夏水りつさんといったラブコメの名手たちもこの棚。エンゾウさんや鈴木ツタさんら、カバー下やあとがき漫画でも笑わせてくれる作家さんも多く、サービス精神に頭が下がります。

       

      【アダルト棚】

      レーベル: オペラ・麗人・BBC・onBLUE・東京漫画社

      主な作家: 中村明日美子、ヨネダコウ、ヤマシタトモコ、草間さかえ、寿たらこ、鳥人ヒロミ、SHOOWA、彩景でりこ、はらだ

       

      onBLUEと東京漫画社はどの棚にもまんべんなく収まっているんだけど、割合的にはここが多めかな。

      こっちも負けじと人気作家さんばかりなので、王道棚とどうちがうの?と問われると説明が難しいのですが…個人的な感覚では、王道棚より「とがった作風」や「毒を含んだ表現」をもつ作家さんを並べたつもり。

      絵柄も青年誌寄りなので、3本中いちばん「濃い」イメージ。心なしか背も黒っぽい本が多い。笑

      痛みやトラウマを描く作品も多い、という点ではセンシティブ棚に通じるものもあるものの、こちらの棚ではそうした痛みや苦しみが背徳感やエロスへ通じるところが「アダルト」な雰囲気を醸し出しているのだと思う。

      ビーボーイGOLDや麗人のコミックスは問答無用でこの棚なので、エロさではぶっちぎり!と確信していたんだけど、最近はBLコミックス1冊あたりのエロの含有量が上昇傾向にあるので、意外に王道棚といい勝負かもしれない。

      それでも、いわゆる「JUNE」を感じさせる、淫靡さ・妖艶さでは他の追随をゆるしません。

       

       

      ひととおり分類してみて、意外に置き場に困ったのがトーテムポールさんだった。

      王道というには個性的すぎる絵柄…しかし、アダルトと呼ばうにはまっとうで健全なお仕事漫画。結局、オペラが多い「アダルト棚」に収めたものの、やはりそれぞれ異なる作品をひとつのジャンルとしてくくるのは難しい。

      むしろ、こうして既存の枠から飛び出す作品が出てくるからこそ、BLはおもしろんでしょうね。

      そういやこんな本も持ってたな〜とあらためて読みふけったりもして、ついつい夜更かししてしまったけど、その分完成したときには達成感でいっぱいでした。

       

      これからも「こんなのどこに入れればいいんだよ!?」と頭を抱えてしまうような、唯一無二の個性を持つ漫画がどんどん出てきてほしい。でもそうなると、なんとか本棚3本に収まった漫画がまたあふれ出してしまう。

      どちらにしても、しあわせな悩みはまだまだ尽きそうもありません。

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        温室育ち

        リニューアルオープンした大温室を見に、神代植物公園に出かけてきた。

        すっかり刈り込まれて殺風景なバラ園とは対照的に、温室内は百花繚乱。

        大温室内は6つの部屋に仕切られ、部屋ごとにコンセプトで展示が行われていた。

        熱帯花木室ではパパイヤの実が実り、ラン室・ベゴニア室では鮮やかな大輪の花が満開。熱帯スイレン室では世界各国の睡蓮が可憐な花を咲かせていて、日曜カメラマンたちがしきりにシャッターを切っていた。小笠原植物室にはRDBにも掲載されている小笠原の固有種があつめられ、乾燥地植物室には多種多様な多肉植物が鎮座していた。

         

        まだ春の足音が聞こえ始めたばかりなので、園内には人影も少なく、老夫婦に交じってゆったり観賞することができた。

        家族連れでにぎやかな行楽シーズンもいいけど、時期外れにのんびり訪れるのもいいものだ。

        つぎは春バラの時期かな。

         

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        「このBLがすごい!2016」小説版の上位3作品をことごとく読んでおらず(パブリックスクールもイエスノーも一年以上積みっぱなし…反省)、心を入れ替えて小説を読もう!と一念発起。

        土曜はデニーズで夜光花「ミステリー作家串田寥生」シリーズを読み、きょうは樋口美沙緒「パブリックスクール」を携えて植物園へと出かけてきた。

         

        両方ともおもしろくて、すっかり読みふけってしまった!

        「パブリックスクール」はさすが2016年の小説ベスト。読み始めるととまらない。

        行き帰りの電車で読むだけのはずが先が気になって仕方なく、園内のベンチで読み、乗り換え駅のドトールで読み、結局家に帰っても読みふけってシリーズ2冊完走してしまった。

        英国寄宿舎最高!攻めのエドワードの不器用すぎる愛し方が萌え直撃で、何度もきゅん死にしかけました。

         

        「ミステリー作家〜」も串田先生の、わがまま放題のくせにお茶目で憎めない変人っぷりがツボにはまってしまい。

        串田先生ってちょっと若き日のエレ○シの宮本先生に似てませんか?

        傍若無人なマイペース男のようでいて、自分に嘘をつけない純粋さを秘めている。

        どうりで憎めないはずです。

         

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        本棚の整理をしていたら、応募し忘れていたBL単行本の全サキャンペーンを3つほど発見してしまい、軽い絶望に襲われる。

        最近、全サ少ないな〜初版特典が増えたからかな?なんて思っていたけど、単純に私の物忘れが激しくなっていただけなんですね…!

         

        ディアプラスの4・5・6月号連動小冊子は忘れないようにしなければ。

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          2と2.5

          お得意先の元担当さんと食事会。(酒精をたしなんだのは私のみなので飲み会にあらず)

          公私混同上等で、いちどいってみたかった韓国料理店をチョイス。サムギョプサル、ラーメンサラダ、豚肉とジャガイモのチヂミ、フライドチキン、鶏鍋、〆の雑炊、デザートと、細身の新入社員さんが音をあげるまで食べまくった。

           

          こんなに腹いっぱいで帰るのは久しぶりだ〜。飲み会だと、食べ足りずに終了することがほとんどなので。

          店員さんも感じよく、駅から近くて便利だったし、また使いたい。

           

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          スタミュミュのチケット、ギリギリゲットだぜ!

          ことごとく先行抽選に敗れ去り、ついに訪れた決戦の一般発売日。

          発売開始時間である10時5分前から、セブンイレブンのマルチコピー前に時報聴きつつスタンバイ。

          10時の時報と同時に購入ページにアクセスしたら、なんとか希望日のチケットを確保できました。

           

          念のため別の曜日の空席も確認してみたけど、休日中心に早々と完売していた模様。

          ちゃんと発売時間に待機していてよかった。2.5次元舞台はどこも激戦なんだなぁと実感。

           

          舞台の前に、一期DVDでアヤナギ・ショウ・タイムをおさらいせねば。

           

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          黒バス劇場版、特報第2弾がすごいことになっていて、2週間後が待ちきれない。

           

           

           

           

          中学生の火神くん!!!!!

           

          このキラッキラ少年が、失望して挫折して、手負いの虎みたいにトゲトゲした高校生に成長するんだと思うと、「思春期ってすばらしい!!!」って気持ちでいっぱいです。

          火神くんの生い立ちに関しては知りたいことだらけなので、もし劇場版で回想くるならめちゃくちゃうれしい。

           

          涙を浮かべて拳を差し出す黒子っちに、早くもおばちゃんは号泣する準備完了です。

          永遠に「光」と「影」のままでいることはできないかもしれないけれど、ずっといっしょにバスケをやることはできる、というのが私なりに描いた彼らの未来だったから、公式でふたりの未来を見届けられるかもしれないって、ドキドキしています。

           

          バスケシーンもめちゃくちゃかっこいい。とにかく早く観たい!

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            春のめざめ

            梅が咲いて、沈丁花が香りはじめると、春が来たのだな、と実感する。

            三寒四温で、ぬるんでは冷え込んでの繰り返しだが、もう寒さからも凍てつく棘が溶け落ちていることに気づく。

            ここからはめくるめくように季節が駆け抜けてゆき、気づけば桜が舞い始めているのだろう。

             

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            スタミュミュの先行は当然のごとく落選。

            追加公演の抽選がきたので、再チャレンジしてきました。

            まあ、そう簡単に夢の世界への扉は開かないか。気長にノックし続けます。

             

            ほかにもなにかおもしろそうな公演はないものか、とネットでも2.5次元の感想を探してみた。

            万人がSNSでつぶやいている時代に、わざわざ感想を文章にしたためるひとなんていないのでは…?と心配したが、いまなお長文に想いをぶつける派のファンは現存しているようで。まだまだこのブログも化石ではない…と、ほっとしました。

            2.5次元はその名の通り、2次元萌えの文化から生まれたものであると同時に、アイドルや芸能系の3次元萌えの系譜でもあるので、そのとき、その場所でしか味わえない「現場」を文章として残しておこうとするレポート文化が、脈々と受け継がれているのかもしれない。

            こいつぁありがてえ!ぜひ先輩たちからご指南いただこう!と、さっそくとびついた。

             

            ところが、ナマモノドシロウトの私に、さっそく厳しい洗礼が。

            2.5次元舞台とは、他人の感想をアテにしてたらヤケドする分野じゃないのか…?

             

            まず第一に、2.5次元舞台の感想とは、そのほとんどが「推し語り」なのだ。

            原作を知ってることが前提の舞台化なので(役者を観るのが目的のひとにとってはその限りではないかもしれませんが、その場合は「ストーリー」より「演技」そのものに重きがおかれるので、大きな問題ではないのでしょう)、「作品語り」の感想はあまり見かけない。

            考えてみれば当然のこと、2.5次元にハマっているひとの多くは、原作キャラもしくは、出演する若手俳優に萌えているのだから。内容はもちろん、ビジュアルやキャラ作りまで、とことん原作に寄り添うのが2.5次元の身上。2.5次元舞台において、その舞台のあるべき姿とは、舞台のうえではなく、観客の心の中にあるのかもしれない。

             

            単体萌えのない私には、この「推し」という概念に目からウロコでした。

            うまくなくてもかまわない。最初から完成されたものである必要はない。何度も現場に通い、成長する姿を見守ることこそが、生身の人間を「推す」よろこびだととらえているひともいる。そうして、たったひとりの役者の存在が、作品すべてへの評価を塗り替えてしまうことすらある。

            目の前で、役者が役を「生きている」ということの圧倒的な熱量。それこそが一回性の舞台でしか味わえない魅力なんじゃないかと思う。

             

            萌えとはすごいものだな、とあらためて感嘆すると同時に、こりゃあ、生半可な気持ちで踏み込んでは置いてけぼりになるかもしれないぞ…と、心の兜の緒を締め直しました。

             

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            村上春樹の新作、「騎士団長殺し」ってまるでラノベみたいなタイトル。

             

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            別宅をはてなダイアリーからはてなブログへ移転しました。

            ダイアリーから自動でブログへとリダイレクトされる仕様になっているようです。便利。

             

            きのうはデザインその他をいじり倒して終わってしまったけど、いい加減、中身も更新したいです…いい加減。

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              コーヒーと読書、あるいは紅茶

              黒谷知也「書店員波山個間子」を読み、私も今週末はカフェで本を読もう!とやる気まんまんで迎えた日曜日。

              甘味・紅茶・ハードカバーの小説本からなる「パーフェクト・トライアングル」を前に、楽しみにしていた本の1ページ目をめくる個間子さんがあまりに幸せそうで、思わず真似してみたくなった。

              私自身、休日は外で漫画や本を読むことが多いけど、つい気軽さからファミレスばかりに足を運んでしまうので、たまには目先を変えて、あたらしいお店を発掘してみようじゃないかと。

               

              まずはお店探しから。

              隣町に有名な商店街があり、飲食店もたくさんあるときいていたので、早速検索して、おひとりさまOKでのんびり腰を落ち着かせられそうなお店をいくつかピックアップする。

              つづいて、おともにする本の準備。

              私の読書はBL本と相場が決まっているのだが、はじめて出かけるお店にBL本を持ち込むのはさすがに気が引ける。席ごとの距離感もわからないし、お店のひとの動向がつかめないことには、いつ背後をとられるかびくびくしながら本を読まなければならない。

              はじめましての場所では、多少「よそいき」の顔をした本を読む方が気楽だ。

              積み本は山ほどあるもののこれだと思えるものがなく、なにか手頃なものを駅中の書店で調達することにする。先日1巻を読んでおもしろかった「白馬のお嫁さん」のつづきを買おうと心に決めて家を出た。

               

              ところが、駅中の書店には「白馬のお嫁さん」の既刊がない。というか、アフタヌーンKCの棚がせまい。

              あてにしていた隣町の書店は、なんと3月まで改装工事中。

              うーん、これはなんだか、以前にも経験したことのある展開である。

               

              先日文庫落ちした「火花」やダイヤのAの最新巻など、ほかにも買うあての本はあるにはある。

              しかし、「読むぞ」と決めた本を手に入れずに、カフェに入るというのはなんとも気持ちが悪い。

              本来の目的は、カフェに出かけることではなく、本を読むことなのだ。カフェに入るために、間に合わせの本で済まそうなんて、本末転倒ではないか。読むべき本を手に入れずして、腰を落ち着けるわけにはいかない。

               

              使命感を胸にさらに隣駅まで足を運び、3店舗の書店をめぐってみるものの、「白馬のお嫁さま」は見つからず。

              天下の講談社さまの本ですら、人気作でなければ一年足らずで棚からなくなってしまうなんて、どういうことだ!こんなことではますますリアル書店から客脚が遠のくぞ!と身勝手にぷんすか憤りながら、スマホ片手にアマゾンで2,3巻をポチり、文庫版「火花」を買って帰った。

              アマゾン様はこういうときありがたい。

              最後の砦なので、なるべく「最後」まで使わないようにはしているけど。

               

              電子書籍なら、こういう手間の一切がなくなることはわかっている。

              読みたいと思った瞬間に、いつでもどこでも読める。

              そうすれば、読書はもっとはかどるだろうし、いまよりずっとたくさんの本を読めるはずだ。

              でも、それをゆるしてしまうと、自分にとって「読書」そのものが意味を変えてしまいそうな気がして、なんとなく踏み切れずにいる。いまでさえ、以前より物語に没頭できなくなっているな、とふと淋しく思う瞬間があるのだ。

               

              へんにこだわる必要はないし、臨機応変に使い分けられればいちばんいいのだろう。

              それでも、「かたち」と「おもみ」を持ってたしかに存在する本を手にしてページをめくれば、そこにたしかに立ち上がる世界があるように思うのだ。

              その場所には私以外の誰も入れない。不可侵の領域だ。

               

              情報は無限。でも、私たちの生きる時間は有限だ。

              つねに、自分にとってほんとうにだいじなことを見さだめる目を持っていたい。

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                心のインドアラー

                今週は起きている時間、ほぼ仕事しかしていなかったです…。

                それなのに、しぶとく自炊しようとしたり、本を読もうとしたりと悪あがきしていたら、週末ことごとく裏目に出た。湯船で寝こけ、冷たい床で目覚める。この冬はずっと、週頭2日間くらいしか布団で寝ていない。

                あきらめて身体を休めたほうがいいのだろうけど、寝るより遊ぶほうが好きなので始末が悪い。アニメを観たり漫画読んだり、自分だけの時間を持ってからじゃないと眠たくならないんだよなぁ。

                 

                いい加減、こんなでたらめな生活から脱しなきゃと思いながら、ずるずるしている。

                 

                ―――――

                 

                「とうもりこ」がうまい。

                じゃがりこのとうもろこしバージョンみたいだけど、コーンスナックらしい軽さに、とうもろこし特有のあまみが加わっていて、食べ始めるととまらない。

                 

                胡桃入りのカカオ70%チョコも美味しかったし、お菓子の進化がとまらない。

                 

                ―――――

                 

                思い立って、スタミュミュの先行抽選申し込んでみた。

                いまだに3次元には距離を感じている古典的2次元オタクだけど、あまりに2.5次元が盛り上がっているので、いちど生の舞台を観てみたいな〜という気持ちになってきた。

                「現場」のあるジャンルは、現地に行ってみないと感じられない熱がありますよね。私自身、ライブ・ビューイングで黒バスの舞台やバンプのライブを観たことがあるけれど、やっぱりスクリーンを隔てるだけで、客席の熱がまったくちがうなぁと感じました。

                 

                ただ、滅多なことではキャラ萌えしない性質だけに、「このキャラがリアルに動いているところを見たい」という切り口から2.5次元にアプローチすることができず、役者さんとなるとまったくの未知の世界。

                心のインドアラーって、面倒くさいですね〜!

                自分なりの萌えが見いだせれば、どんどん突き進めるくせに、好奇心だけでは一歩踏み出すことができない。どんなに世間が「おもしろい!」と盛り上がっているところで、私がたのしめる保証にはならないわけです。

                 

                しかし、スタミュミュには、ぶ厚い私の心のドアを開ける鍵があった。

                 

                「アヤナギ・ショウ・タイム」をフル尺、正面から観てみたい!

                 

                アニメ放映時、「アヤナギ・ショウ・タイム」がめちゃくちゃかっこよくて、何度も観返していました。

                王道ミュージカルの風格漂うチーム柊ver.も、戦隊ヒーローものみたいなチーム鳳ver.もそれぞれにかっこいい。つい口ずさんでしまう曲のよさはもちろん、各キャラクターの個性を感じる振り付けがとにかくよくて!アニメはカメラワークに緩急をつけなければいけないので無理だけど、できればこのダンスをフル尺を引きで観たかった…!と渇望していました。

                舞台ならその野望、実現できるんじゃないか!?

                 

                2.5次元舞台はどこも激戦区とは聞いているので、今年のうちにいちどくらい、というゆるっとした心意気で挑みたいと思います。

                0

                  オセロみたいな世界戦略

                  「虐殺器官」を観たいきおいで、ずっと積んでいたらオルフェンズ二期を観たら、あまりのおもしろさに最新話まで一気に観てしまった。最新話が全方位に胸熱すぎて、萌えと燃えがおさまりません!

                   

                  鉄華団を取り巻く人たちにまで、ひとりひとりにスポットを当てながら、物語が進んでいくので、キャラクターへの思い入れがますます深くなった気がする。

                  一期ではあまり見せ場らしい見せ場のなかった、タカキやアストンら年少組たちのエピソードや、名瀬と姐さんの出会いを描く回想編、新入りメンバーの成長まで。一期で積み重ねてきた関係があってこそ輝くエピソードが随所にちりばめられていて、一話ごとの満足度と「つぎどうなるんだろう!?」っていうわくわく感がすごく大きい。

                  一期に比べると、戦闘シーンも格段に増えていて、アクションシーンの見ごたえも抜群。つぎつぎに強い戦闘機が登場して、気を緩めるひまがない。

                  これからさらに戦況は激化していきそうなので、作画班の方にはとにかくがんばってください!!としか…!

                   

                  内部抗争と裏切りが頻発し、どの組織も一枚岩ではない。

                  なにが正義でなにが悪かは、それぞれが立つ場所によって変わる。

                  鉄華団は「革命者」として火星に降り立つのか、それとも「蛮族」として消え去るのか。

                  まったく先が見えないおそろしさが、すごくおもしろい。

                   

                  シノヤマは出番こそ減ったものの、たまに登場すると必ずサブリミナル的なホモを仕込んでくるので、まったく油断できない。新型兵器の操作補助のために、ヤマギくんを姫抱っこしてガンダムに搭乗するなんて…!

                  なにを考えているんだ、公式は!?

                  敵の攻撃の衝撃からヤマギをかばうように肩を抱き寄せるシノと、思わずシノを押し返すヤマギが、ものすごくシノヤマでした…ありがとうございました。

                  次回予告でも、ちゃっかりお互いへのメッセージを送りあってるし、ほんとこのふたりってなんなんでしょうね!?

                  最終決戦にのぞむことは、どうかシノヤマが無事でありますようにってことだけです。

                   

                  ―――――

                   

                  生田斗真の女装…!ゴクリ。

                  「彼らが本気で編む時は、」観なければ。

                   

                  ―――――

                   

                  土曜日にもう少し使い物なれば、もっと有意義な週末がすごせるだろうに。

                  仕事疲れで土曜はしんで終わってしまう。

                   

                  ―――――

                   

                  いち年に何度か訪れる、なにか生産的な趣味を持ちたい…!という波が来ている。

                  基本的に、プライベートでは読んだり観たりするだけの生活なので、たまにアウトプットしたい欲がぐっと高まるときがある。

                  それこそ、編み物でもすればいいのかな?

                   

                  結局、つくったところでつかわないし、となにもせずに終わるんだけど。

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                    あたたかい鍋

                    咳き込みすぎて、横隔膜が筋肉痛。

                     

                    先週末治したはずの風邪をデスマーチでまんまと悪化させ、一週間すっぴんにマスクで過ごした。

                    日が変わってから家にたどり着き、太陽が昇る前に家を出る生活だったので、さすがに睡眠不足でふらふら。布団にも入らず寝落ちした水・木の二日間にごりごり体力削られた…。

                     

                    きょうは11時まで寝過ごして、それでも何もやる気が起きず、お気に入りの漫画を読み返したりして過ごした。

                    明日になったらちゃんと掃除洗濯します…!

                    あと3日くらいお休みがほしい。

                     

                    ―――――

                     

                    年末取り組んだ課題が、第一関門を突破。

                    やぎ座でねずみ年生まれは、今年運気絶好調だとゲッターズ飯田がいってたから、本気出してがんばりたい。

                     

                    運気は呼び込むものなので、じっとしてたら何も起こらないんですよ〜とのこと。

                    なるほど、果報は寝て待てってわけじゃないのね。

                    怖がらず、気になることにはどんどんチャレンジしていくぞ。

                     

                    ―――――

                     

                    12時過ぎて帰宅するとなると、カップ麺では胃にもたれるし、かといって料理する気力もない。

                    でも、あたたかいものを食べて寝たい。

                     

                    今週は作り置きのおでんにずいぶん助けられた。

                    来週も何か作り置きを…とメニュー検索して、ポトフをつくることにした。

                    ちょうどキャベツも大根もじゃがいももあるし、ウインナーも余っている。人参も消費できるし。

                    おいしくできるといいな。

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