cawaii

腐女子のくせしてたいしたオタクじゃないので、キャラクターグッズには手を出しません。
出さないのだけど、これには手が出てしまった。

セブンイレブンのハイキュー!!ストラップ。



かわいすぎる…!にっこり日向とガンつけ影山のギャップがたまらない。
イメージイラストでは影山の口元が微笑してたんですが、現物は不満気な△口。いまにも「日向、ボゲェ!」の罵声が聞こえてきそう。

しかもこのストラップ、100円〜120円のチョコ菓子2個を買うだけでもらえるのです。
私みたくグッズに金はださねぇという人間でも、「おまけ」でもらえるとなれば財布の紐がゆるむってもん。「おまけ=タダ=お得」という方程式が成り立つおかげで、ぐっと手を出しやすく。お菓子は残業のお供にしよう…。
キャンペーン開始日、出勤前に一番乗りでもらってきたんだけど、近所のセブンにはまだまだ余ってました。慌てる必要なかったな〜。なんせ徒歩圏内に4軒もセブンあるしな!

盆明けにはスガさん&のやっさん&大王様もラインナップされるようなので楽しみ。
スガさんと大王様くるなら、大地さんと岩ちゃんもほしかったな〜!こっそり第3弾に期待。
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    (彼の)バラ色の人生

    春アニメ終わっていく〜。

    黒バスはOP映像の演出が変わってカッコよくなってた!
    あれ…なんか変わった?気のせい?と思って録画見直したら、全体に冒頭と同じ映画っぽい演出になってた。スタッフさんの飽くなき情熱に感謝感激。演出が変わっただけで、なんとなく曲が速く感じられるのが不思議だ。密度が濃くなったからかな。

    ジョジョはきのうで最終回。金曜寝落ちが恒例になってしまって、さっきやっと録画を見た。
    あと2回はあるもののと余裕ぶっこいていたので、えー!もう終わっちゃうの!?と衝撃を受ける。

    承太郎が時止め!?とか、ジジィ勘弁しろ!とか、花京院…!とか、最終回も見どころてんこ盛り。おもしろかった〜〜〜〜!!!毎回おもしろかったけど、最終決戦の緊張感・迫力は別格だった。
    ネット上でもよく見かける名ゼリフがつぎつぎ飛び出して、これもジョジョだったのか!とあらぬところで感心したり。
    ラストの空港での別れのシーン、格好良かったなぁ。
    かなしい別れや、つらいこともあったけど、それでも男たちは前を向く。やはり、名作と呼ばれる作品のラストシーンは、せつなくもすがすがしいものですね。喪失感以上に、未来へのパワーを観る者に与えてくれる。

    この先も、承太郎たちがまっすぐ進んでいくことが、友への何よりの弔いになるはず。
    最高の仲間たちとともにすごした50日間。己を偽った安寧よりも、信じるもののために烈しく燃え尽きることを選んだ彼らの運命。これもまたひとつの幸福な人生だろう。
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      天使の熱視線

      黒バスEDの差し替え、やはり冬は陽泉だった!!
      かまくらか〜。なんで子どもちゃんたちとお母さんらしき人がいるのか、よくわかんなかったんだけど…キャプテンの実家、とか?なんにせよ、みんなあったか楽しそうでよかった。
      今週も解説者アツシの弁舌が冴えわたってたな〜。こりゃ、引退後も安泰だ。
      試合を見つめる表情、めっちゃイケメンだったし!!アップですごいかっこいい表情が2回くらいでてきてた。試合してるわけじゃないのに、こんなにいい絵を入れてくれるなんて。スタッフさんどうもありがとう!コミックスよりずっと存在感あった気がする。

      ほかのキセキたちはどちらかといえば誠凛に肩入れして試合を見てるなか、紫原くんは中立〜赤司くん寄りなので、言葉に切れ味がある。火神くんが再びゾーンに入って赤司くんのディフェンスについたときも、みんなが異様に開いた距離の意図をはかりかねて驚いているのに、ひとりおそろしく冷静にプレーを眺めていたし。
      こういうところを見ると、基本的に頭のいいプレーヤーなんだろうな〜と思う。このクレバーさを見るにつけ、初登場時のふわふわした第一印象が嘘みたいだな。
      Wエースはバスケしてるときとふだんとじゃ、人格が正反対なところがおもしろい。

      むろちんは解説者あつしくんを天使の熱視線で見つめているというのに、なぜしゃべらないのか。今週はついにひと言も発することなく終わってしまった。なかの人のスケジュールが抑えられなかったとか、そういうこと…?

      来週は二年生たちのターンかな。
      小金井先輩は、何気に頼りになるな〜。みんなが落ち込んでる場面であの明るさは、ほんとありがたい。
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        思い出アルバム

        黒バスのアニメが毎週どんどん終わりに近づいてって、あわあわしながら観ている。
        もう27巻分まで終わってしまった…!木吉と根武谷のマッチアップくらいまでかな〜と思っていたのに!

        今週のみどころ
        ・黛声、解禁。
        ・キレイな根武谷
        ・攻めたい気分な木吉
        ・そこはかとなくホモホモしいゴール下の攻防
        ・桜井くんのダッフルコートに謎の丸襟がついてた件
        ・若松さんのチンピラ感
        ・紫原くんの的確かつ容赦ない解説
        ・紫原くんを気持ちよくしゃべらせる、氷室さんの聞き上手っぷり
        ・ED絵がかわった!!!
        ・青峰おまえ、体育祭なんてフケるキャラちゃうんかw

        ED、最後にしてはものたりない…と思っていたら、差し替え部分のみならず、ほかの部分の静止画も差し替えとは!キセキたちそれぞれの1年を追ったアルバムみたいな構成になるんだろうか。
        ひとりぼっちの4月からはじまって、今週からはIH前後まで。それぞれのターニング・ポイントともいうべき場面が切り取られている。
        黒子っちと火神くんは、ストバスコートでの告白シーン。黄瀬くんははじめて負けを知った練習試合後。真ちゃんは雨の中涙を流したIH。青峰くんは火神と黒子を絶望させたIT予選。紫原くんとむろちんは、WC前まで登場シーンがほぼないので、陽泉での練習シーン。むろちんの3Pをブロックしようとする紫原くん…!わ〜、このシーンすごい見たかった!紫原くんにとっては、むろちんとの出会いこそがターニング・ポイントってことですね。わかります。赤司くんは今週の黛先輩勧誘シーン。
        あと2回くらいは変更あるんじゃないかな…?あるといいな!WC後の姿とか見たい。ほぼ願望です。

        今週の差し替えは部活対抗リレーでトップ切ってゴールする青峰くんと、青峰くんを応援するチア桃井ちゃん&バスケ部御一同様。
        春・秀徳、夏・海常、秋・桐皇ときたから、次回の冬は陽泉しかないでしょう!!雪の日の紫氷…!
        誠凛は二度目の春かなと思うけど、まだ話数も残っているだろうし。たのしみにしておこうっと。
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          Free!ES DVD7巻

          やっとFree!ES最終巻みた〜〜〜〜!!!
          先週末、みるぞおぉぉぉ!と息巻いてTSUTAYAに駆け込んだら、見事借りられてしまっており。

          待望のDVDオリジナル編、まさしく公式の同人誌だった。ほんとうにありがとうございます。
          こんなの観たかった!ってのをぜんぶみることができて、それだけに、終わってしまった…っていう虚脱感がハンパじゃない。すごいさみしくなってきた…。
          でも、待望の劇場版もきましたしね〜!現状を見る限りこれは…続編じゃなくて、前日譚?はるちゃん、中学生っぽいですよね。かわいいっ。京アニのショタにまちがいはないと確信してますが、はたして宗介はでてきてくれるのかな…。
          宗凛要素があるかどうか、それが問題だ。

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          13話 はじまりのエターナルサマー!

          おわりははじまり。
          クライマックス後の、やさしいエピローグみたいな最終話。

          オーストラリアから帰国した遙と凛を、空港へ迎えにきた真琴。
          真琴をみつけた遙さんの逡巡する姿ときたら…!まさかこんなにかわいい遙さんをみられるようになるなんて、一期のころには想像もしていなかったよ〜〜〜!!!クールで超然とした遙もかっこいいけど、意地張ったり、へこんだり、情けなかったり。そういう人間らしい一面を知って、もっと好きになった。

          なにから話せばいいのかわからずに言いよどむ遙をやわらかく包みこんでしまう、まこちゃんの「おかえり」。
          決まり悪そうに視線をそらしたあと、ちゃんと目をみて「ただいま」を返した遙。
          はー、この短いやりとりに真琴遙のすべてがつまっている…。
          じつに細やかにキャラクターの表情がつくりこまれていて感動。ささやかなしぐさにもきちんとキャラクターの「気持ち」が込められている。こういうところがなんとも女性的だなあと感じる。

          全国大会の会場へと向かった遙と凛は、それぞれのチームと合流する。
          渚と怜にいつもの笑顔で迎えられた遙は、あらためて自分の想いを語り出す。

          遙は自らの内面を明かしたりしないキャラクターなので、やっと聞かせてもらえたなあ、という気持ち。
          ずっと凛ちゃんが遙を追っかけてきたかのように思えたふたりのライバル関係だけど、遙にもまた、凛への負い目があったんだなぁ。対等に競い合う仲だからこそ、ただ迎合するようなことを拒んで、自分は自分であろうとして。凛も遙も、潔癖なほどに純粋。
          からっぽだった遙のなかにみんながいろんなものを注いでいって、それがいまあふれたんだ。

          夢の舞台を目前にして、あらためて仲直りする真琴遙。
          遙さんの心細そうな「ごめん」が…!もだもだしてるふたりがかわいすぎて、見てるこっちまで照れくさい。
          きらきらの瞳で夢を語る真琴を、目を細めて見つめる遙さん。大ゲンカしても、「ただいま」「おかえり」の挨拶だけですっかり平常運転に戻れるこの熟年夫婦っぷり。

          いっぽう凛ちゃんも、遅れて宗介と合流。
          宗介の「おかえり、凛」が、どっから出してんの…!ってくらいやさしい声で涙、涙。凛ちゃんの「ただいま」は、さあ、いくぞって感じでかっこいい。宗介がいるだけで、凛ちゃんのやる気スイッチがはいってしまうんだな〜。やれやれって顔しながらも、闘志を取り戻した凛の表情をみて安堵のため息をつく宗介。
          はあぁ、宗凛がいっしょにいる。それがうれしいのにせつないなんて…。

          全国大会を明日にひかえ、夜景に彩られた海を背景に思いっきり青春する岩鳶の4人。
          渚と怜の涙には思わずこちらまでじーんときた。アニメを見てきた視聴者としても、彼らと同じ気持ちだよ。
          ただ、まこちゃんの「男だろ?」ってセリフには違和感しかありません。(真顔)

          全国大会で、4人が見た特別な景色。
          もはやこの最後のレースでは、順位や競争相手すら、描かれることはなかった。そんなものはもはや、4人には必要なかった。何ものにもとらわれず、自由な心で泳ぐこと。遙が追い求めてやまない景色を4人いっしょに見ることができた。レースを終えた4人の涙と笑顔がすべてだ。
          季節はめぐり、とどまることなく変わっていく。
          それでもこの色あせない夏の記憶があれば、遙はこれからも泳ぎ続けることができるはず。


          うあ〜〜〜〜、宗介の未来のことだけがほんとうに心掛り…。
          かっこうよく涙をみせずに引退した凛ちゃんが、宗介にだけみせた心細そうな表情。この凛ちゃんの瞳の表現、ほれぼれしてしまう。まっすぐ強い光を反してた水面がくしゃっとつぶれるみたいな一瞬の揺らぎ。
          「待ってるから」と告げた凛に、宗介は「おまえならそういうに決まってるよな」と返す。あきらめたつもりで、凛ちゃんにもういちど背中を押してもらいたかったんだろうか。それでも「考えておく」っていったのは、やっぱりどうにもならないってことなんだろうか。
          宗介にとっては、このあとこそが試練だと思うから、なおさら宗凛読み漁ってしまうんだろうなあ。ループものの主人公が、なんとか愛する者の救済ルートを探ろうとするように、自分もどこかで宗介に完璧な未来が訪れないかって願っている。全国大会から半年後らしい桜のプールのシーンには宗介がいないことを考えても、きっと簡単なことじゃないんだよね…。
          宗凛、どうかどうかしあわせになれ。

          真琴遙の東京暮らしや、先輩としてがんばる渚と怜。そしてラストシーンには、オリンピックの舞台に立つ遙と凛の姿が。
          あんまりきれいに終わりすぎて、逆にさみしい!
          ここに凛と遙がたつまでのお話も観てみたいけど…でも、はじまりがある以上はおわりがあるもの。いい最終回だった。


          番外編 禁断のオールハード!

          たしかにこれは、禁断の公式による二次創作www
          岩鳶メンバーと鮫柄メンバーが混合チームでサバゲ―バトル!
          こんなのみたかったー!って視聴者の欲望が、すべてぶちこまれたザ・カオスワールド。鮫柄の地獄のメイド喫茶、映像でみられると思わなかった〜!凛ちゃんの執事姿!宗凛の「あーん」!燃え上がるメガネ!ぶっかけられる遙さん!!
          ギャルソンスタイルでフライパン振る宗介まじでかっこいい…!そんな宗介に味見だからって「あーん」されてるときの凛ちゃんの腰つきがまじでエロくて、あーもう宗凛やばい。ありがとうございます。渚にさっそく「宗ちゃん」呼びされて、調子が狂う宗介もかわいい。そして意外にも、方向音痴だったのか。
          宗介と真琴がしゃべってるところは、みょうに萌えるな〜。本編ではほとんど接点のなかったふたりなので、初々しくていい。
          宮野さんはいつにもましてサービス精神全開!ノリノリすぎておもしろい。笑

          相変わらずよそよそしい宗介と遙が、同じチームで共闘するところが見どころ。
          宗介と遙が気まずいままで終わってしまったのは視聴者的にも気がかりな部分だったから、そこんとこフォローしてくれたのはうれしい限り。

          やったらSっ気にあふれた黒まこにも萌えまくりました!!
          天然お人好しキャラがじつは腹黒設定されてしまうのは二次創作の不文律だけど、公式で見られるとはなんて贅沢な。
          「悪いけど、勝たせてもらうよ 宗介」がも〜〜〜〜〜かっこよすぎて!!!
          「そうすけ」のSの発音が、まじで冷酷無慈悲。まこちゃんやっぱり、こんな不穏な笑顔隠し持ってたんじゃないですかーやだー。
          遙さんを追い詰めて、真綿で首を絞めるような笑顔での「もう逃げられないよ、はる」も絶品。
          ガチンコな真琴遙、ぜひみてみたいと思ってたんです…!最終的にあっさり渚にやられてるあたり、やっぱまこちゃんは安心安定のまこちゃんだな〜って感じですが。笑

          宗遙の背中合わせでの共闘を堪能して、最後はやはり、永遠のライバル・遙凛がサシで最終決戦。
          見つめ合う遙さんと凛ちゃんがうつくしすぎる。
          互いの騎士が倒れたあとに、姫君自ら剣をとるって展開、すっごく萌え!
          ぶっかけられて満足げな遙さんのブレなさにほれぼれするわ〜。そろってぽかーんとなってる宗凛もかわいい。

          キャンプファイアーを囲んで、ちょっと決まり悪げに岩鳶メンバーと笑い合う宗介。
          そんな宗介をみて、満足げな凛ちゃん。
          口にはださないけど、いちばん遙たちと宗介を仲良くさせたかったのは、きっと凛ちゃんだよね。いつもいいたいこといってるくせに、こういうときにはお節介やかないところが男同士だなって思う。
          凛ちゃんが笑ってると、ちょっとせつない気持ちになるのはなんでだろう…って考えてたんだけど、あ、眉を下げて笑うからだって気づいた。ちょっと困ったみたいな、かなわないなっていうような笑い方が大好き。

          遙さんの「そうすけ」と宗介の「はる」が、無性にくすぐったい。
          なんとなく仲良くなるきっかけをつかめないままに通り過ぎてしまう人間関係なんていくらだってあるなかで、ふたりがすれちがったまま終わらなくてよかった。

          深読みするまでもなく萌えるしかない番外編をほんとうにありがとうございました。
          Free!は最後まで公式が最大手でしたね。オーダーを出すまでもなく、期待を上回るメニューが届く。笑
          声優さんのパワーもあらためて実感した〜。宗凛はほんとうに夢のCPなんですが、やっぱりこれは、細谷さんの超腰にくる低音ボイスと、宮野さんのかっこいいもかわいいも自由自在な王子声あってこそだな、と。このふたりの宗凛が見られて幸せだった。
          カンペキなハッピーエバーアフターより不確定要素を残したなまま幕を閉じる物語のほうが、いつまでも忘れられなかったりするけれど、宗凛はまさしくそれ。
          いつかふたりにしあわせな未来が訪れますように!
          本編は終わってしまったけど、劇場版でもういちどふたりに会えることを願って。なにとぞなにとぞ…!
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            Free!ES DVD6巻

            ひたひたとエンドロールが迫ってきてさみしいなあ…と黄昏かけてたのですが!
            6巻には最終回+Extra Frなるものが収録されると知って、俄然楽しみになってきました!
            ダイジェストムービーが公式の二次創作すぎて大興奮!鮫柄と岩鳶でサバゲとか、どこのオールキャラ同人誌なんだ。遙を追い詰める真琴とか、怜を撃つ渚とか、遙をかばう宗介とか、本編ではないだろうけど見てみたいっ!てネタが山盛りで、ワクテカがとまらないっ。楽しすぎて何回も見てしまう〜。
            ひとまず心落ち着けて、6巻の感想書いておこう…。すーはー。

            11話 運命のネバーターン!

            全国大会出場が決まり、学校中から祝福を受ける岩鳶水泳部。
            そのなかで遙ひとりだけが浮かない表情。
             

            「べつに勝つために泳いでるんじゃない」


            遙の泳ぎに迷いが見える。そのことに気づきながらも、3人はいつもどおり遙のことを見守りつづける。

            フリーしか泳がない。そんな遙の何ものにもとらわれない泳ぎに憧れていたのに、リレーを泳ぐと決めたことが遙を変えてしまったのかもしれない。そう心配する怜。
            付き合いが長いぶん、渚や真琴は他人の干渉を嫌う遙の内側に踏み込むことをためらうけれど、怜ちゃんは思ったことを伝えないと気が済まない性分だ。おせっかいなときもあるけど、怜ちゃんのなあなあにせず、白黒はっきりさせるところ好きだなあ。

            そのころ鮫柄では、凛にさらなるスカウトが舞い込んでいた。
            描いた未来へ着実に歩みを進めているというのに、凛もまた前途洋洋というわけではない。
            いつも傍らにいた親友は、夢を果たして去っていこうとしている。永遠のライバルだったはずの相手は、いつまでたっても追っかけてこない。夢を叶えるその瞬間、きっといっしょにいると信じていた仲間はそばにいないかもしれない。

            ついこのあいだまで笑ってた凛ちゃんが憂鬱な顔で黙り込んで、ふさぎこんでいた宗介が穏やかに話しかけている。
            なんだか、急にあべこべになってしまった。
            部屋で着替える宗介のサポーターを見て、凛は思わず、聞けずにいた問いを口にする。
            凛に卒業後の進路を問われて、宗介はあっさり「実家に戻って親父の仕事でも手伝うかな」と返す。断たれた未来への未練も後悔も感じさせない。ふだん通りにふるまう宗介に、凛は何もいえなくなる。本人が悲しんでいないことを、他人がかわいそうがるなんてできない。
             

            「そんな顔するな。俺の夢はもう叶った」


            これまでになくふっきれた顔をしている宗介。うれしいことのはずなのに、やっぱりさみしい。
            宗介のなかではすべての決着がついてしまったんだなって、思い知らされる。凛ちゃんとしてはついこないだ知らされたばかりなのに、相談もしてもらえずおしまいだなんて、くやしいよねえ。なんのための親友なんだよって。
            ふたりとも強がりで、弱い自分を見せたくない。
            彼らのそんな不器用さが好きだけど、相手を不安にさせてるところもあるよなあ。

            そして、最後のひと仕事といわんばかりに、遙に釘を刺すべく岩鳶に遠征する宗介。
            わざわざ校門で待ち伏せした挙句に「ちょっとツラかせ」って、どこのヤンキーだ!連れてった先も、校舎裏だよ!!あきらかに話し合いなんかじゃなくて、タイマンだよ!
            このふたり、最後まで仲良くなれなかったな…。姫を取り合う間柄じゃ、仲良くするのは無理か。

            一触即発の空気のなか、「お前が立ちどまると、凛まで立ち止まっちまうかもしんねえ」と遙に迫る宗介。
            「俺はまだお前を認めたわけじゃねえ」とくさしながらも、凛ちゃんには遙さんが必要だと認めたうえで、世界の舞台へ踏み出せ!と遙さんを一喝。遙さんの言い分なんか一切興味なし。すばらしい雷親父っぷりである。
            ライバル・親友・トップブリーダーなど数々のポジションを歴任した末、宗介はついに凛ちゃんの父としての心境に達した模様。自分ではともに夢の舞台にたつことはできない。その代わり、こいつに幸せにしてもらえって…もうこんなの愛だろうがあぁ!!うわぁあぁん。
            言いたいことだけ言われてしまったの遙さんは気の毒だけど、岩鳶メンバーはみんな遙親衛隊だし。たまには理不尽なこといってくる人間もいるもんさ。世の中に出たら、自分勝手な人間ばっかりだしな。(遠い目)

            遙と宗介の会話を聞いていると、宗介もすべて納得づくというわけではなく、なんとか前に進むために潔くあろうとしてるのがわかって余計にせつない。おまえほんと、どんだけ凛ちゃんが大事なんや。
            宗介が笑ってると、余計に泣けてくる…。


            全国大会が1週間後に迫るなか、岩鳶メンバーはリレーのタイムが伸び悩んでいた。
            個人のタイムは伸びているのに、いざリレーとなるとタイムが縮まらない。
            一抹の不安を抱えたまま、4人で繰り出した花火大会。怜と渚は、遙にもういちど自分らしく泳いでもらうため、ほんとうのチームになるため、自分たちの願いを遙にぶつける。
            自分たちのように遙の泳ぎに憧れて水泳をはじめる誰かのためにも、世界中のもっとたくさんのひとの前で泳いでほしい。そんな怜と渚の真摯な願いすら、かたくなになっている遙には届かない。
            ひとり姿を消した遙を追って、海を臨む神社の境内へやってきた真琴は、静かに遙への気持ちを語り出す。

            そしてなんと!まままま、まこちゃんが遙さんに怒った〜〜〜〜〜!!!!
            まこちゃんといえば、究極の遙至上主義者。本人もいっていたとおり、どんなときも「はるがよければ、それでいい」が行動原理のキャラクターだったので、まさか真琴が遙さんのやることに口を出すなんて。苦しむ親友の姿を見てられなくなったってことか。

            「夢が見つからないだけなら、はるにそれを見つけてほしい」と願う真琴。
            「見つけようとして見つかるものじゃない」と切り捨てる遙。

            「俺はいまのままでいい」。そんな遙の幼い言い訳を真琴はいつも許してくれた。
            このやさしい幼なじみだけは、遙の臆病さもわがままも、すべて受け入れてくれるはずだったのに。そんな真琴が「このままでいいわけない」という。勝手に先へと進んでいこうとする。
            「みんなはるが好きだから、大事だからいってるんだ!」って怒鳴られて逆ギレした遙に大 興 奮!!!
            遙さんのテレ線なんて、めずらしいもの拝めて幸せ。凛ちゃんとやりあってるときも相当昂ってたけど、こんなに取り乱してはいなかったもんなあ。やっぱり遙の最後の砦は真琴なんだな。

            真琴に進路を告げられて、きょとーん、としてる遙さんがかわいすぎる…!
            遙としては、かわいがってた犬に手を噛まれた的な心境だったことでしょう。裏切らない。置いていかない。勝手にいなくなったりしない。そういうの全部、この瞬間まで疑ったことすらなかったのだろう。いつか離れ離れになるなんて当然のことなのに、遙はなんの心構えもしなかったんだ。する必要なんてないって、信じ切って。それってつまり、無意識に真琴は自分のものって思ってたってことだよね。
            まこちゃんは遙さんをあまやかしすぎや〜。宗介もたいがい凛ちゃんのことあまやかしてるけど、まこちゃんには負けるぜ。
            どんなときもそばにいて、いちばんに優先して、言葉にしないことまで先回りして。長年のあまやかしのすえにこんなにも深く自分の存在を刷り込んでしまった。裏返せば、遙を自分のものにしてしまったってことやん。宗凛は両片想いだけど、真遙は無自覚両想いって感じだなあ。本人たちだけが気づいてない。
            なんかほんとナチュラルに、BLとかって範疇じゃなく、結婚しても子どもができても、それでもふつうにはるがいちばんの人生を送りそう。ほかに守るべきものができても、遙になにかあればあっさりすべてをなげうったりしそう。そういう底知れなさに萌える。

            灯篭流しと花火大会のシーン、とてもきれいだった。
            なんてはかなく、せつない夏の風景。田舎にこんなこじゃれたDKがおるわけないやろ〜って思いながら観てるのに、こうして日本の夏の景色のなかで4人が笑ったり泣いたりしてるのを見てると、ほんとうにどこかで4人が生きてるのかもって気がしてきて、ちょっと感動する。


            12話 異郷のスイムオフ!

            袋小路に入り込んでいた遙のもとへ、凛が航空券を携えてやってくる。「どうしても見せたい場所がある」と凛が遙を連れ出した先はオーストラリア。
            なんとクライマックスの遙凛回は海外ロケ!背景大変だったやろな〜〜〜!

            さすが凛ちゃん、云ってわからないなら実力行使。
            自分にできることはぜんぶやる。こういうところはほんと、アスリートのメンタリティだよなあ。
            凛ちゃんに置いてけぼりにされかけて、「勝手にどっかいくな」って拗ねる遙さんかわいい。まじめに謝る凛ちゃんもかわいい。かわいいの相乗効果。

            遙の気持ちを無視して一方的に気持ちを押し付けてしまったと、大会での悶着を謝る凛。
            そして、凛はあらためて、自分がずっと遙に憧れてきたことを伝える。
            なにこの気はずかしさMAX…!
            遙さんが「え?(キョトーン」ってなってるのがまたかわいい。なんだこいつら、付き合いはじめの中学生か!?でも、ずっと競い合ってきたふたりだから、ちゃんと「友だち」らしいことなんてしたことなかったのかもしれないな。
            凛ちゃんのセリフがまた、いちいちかわいいんですよ…!「あぅあぁ、すっきりした〜」の言葉にならない感じとか、「そんな不安そうな顔するなよ」ってやさしい声とか、一生懸命を想いを言葉へ紡いでく感じで。凛ちゃんなんでこんなかっこかわいいの…!

            凛に連れられて、遙は海岸を訪れる。
            いつもなら真っ先に脱ぎ始めるはずなのに、凛に誘われてなお「そんな気分じゃない」と砂浜に座りこんでいる遙。ふだんなら面倒だと断るはずの海外旅行なんかについてきて、よろこんで入るはずの海には見向きもしない。
            「ただ、あそこにいたくなかったから」とむくれる遙に、「真琴と喧嘩でもしたか?」と図星を突く凛ちゃん。
             

            「喧嘩なんてなんだよ、俺なんか宗介としょっちゅうしてるぜ」
            「俺は、はじめてだった」


            やーばーい〜〜〜〜!!なんだこのガールズトーク感。
            すごい楽しい。わたしが楽しい。
            儚くなってる遙さんと、キラキラしてる凛ちゃんの対比が眼福。

            それにしても、遙が真琴との喧嘩でこんなにもへこむなんて。
            遙がいつもフリーでいられたのは、真琴というゆるぎない支えあってのことだったんだなぁ。遙さんにも人並みの情緒があったとわかって、なんだかうれしい。
            留学時代、不安なことやつらいことがあるたび、凛ちゃんが見ていた海。遙もきっと、海の向こうにいる仲間たちのことを思ったはず。たとえそばにいなくても、いつも心のなかにいる存在を。

            凛はあらためて、遙に留学時代の困難と挫折を聞かせる。
            それでも、遙はやっぱり他人の言葉に耳を傾けようとはしない。遙のかたくなさを知る凛は潔く話を切り上げて、遙をホストファミリーに紹介することに。フレンドリーな夫妻に気おくれしながらも、熱烈な歓迎に負けて、遙は彼らと夕食をともにする。
            知らないひとから語られる、自分の知らないころの凛。大きな壁にぶつかりながらも、彼は深く愛され、懸命に夢へとチャレンジしていた。言葉が通じないぶん素直な気持ちで、遙はそのことを感じとっていた。

            ホストファミリーに「恋人はできた?凛はこうみえて奥手だから…」とからかわれる凛ちゃん。
            宗介〜〜〜〜!!!悟ってる場合じゃないぞ!!
            凛ちゃんはきっと、告られてはじめて意識するタイプや!好きになってくれる相手のことを好きになるタイプだよ!押しあるのみ!!意識させたもんがちや!

            ホストファミリーと別れ、宿についたふたりに事件が。
            なんと、用意されていた部屋はツインではなくダブル。京アニ様の御配慮、痛み入ります。二段ベッドがあるなら、そりゃダブルベッドもあるわな。
            男ふたりで同衾、という状況に激怒の凛ちゃんと、「オーストラリアではこういうこともあるのか」と寝られりゃどこでもな遙さん。そ、宗介すまん…。さっきは無責任にたきつけたけど、こりゃちゃんと段階踏みながらのほうがいいかもな…。
            結局、ひとつ布団で寝ることになったふたり。
            窓辺に百合の花が二輪生けられているのが、意味深すぎてへんな笑いが出る。いったいどんだけネタ仕込めば気がすむんだ!

            夜の静謐な親密さにまぎれて、凛は遙とはじめて出会った日の思い出を語り出す。
            勝負に負けたくやしさなんて一瞬で吹き飛んで、自分も遙みたいに泳ぎたいと願った。だから遙には、いつも自分の進む先にいてほしい。
             

            「なぁはる、おまえはあのとき、何か感じなかったか?」


            翌日、凛が遙を誘った先は、競泳の世界大会会場。
            世界の名だたる選手たちが競い合った場所。ずっと自分が目指してきた場所。いつかたどりつくべき場所。
            そこでいっしょに泳ぐために、凛は遙を海の向こうまで連れてきたのだった。

            ナショナルチームのメンバーが準備運動をする前を横切って、スタートラインについた遙。
            多くの選手たちの夢が刻み込まれたその場所は、これまでずっと描けなかったイメージを遙に与えてくれた。
            沸き立つ大観衆。極限まで張りつめた緊張と、一瞬後の弛緩。加速してゆく昂揚。だれよりもはやく、だれよりも自由に。
             

            「この場所でずっと、泳ぎつづけたい」


            スタートラインにたつ瞬間、選手はひとりだ。それでも、きっとひとりきりではたどり着けなかった。
            凛や真琴や渚や怜。みんなが遙をこの場所に連れてきてくれたんだ。

            遙さんも「僕見た」な人だったんだなあ。
            世界一かわいいサッカー選手・内田篤人が書いた「僕は自分が見たことしか信じない」という本があるんですが、遙さんもうっちーとおんなじだと思った。一般論を自分の人生の指針にしない。実際に付き合ってみて、信頼がおけると感じたひとの言葉は大切にするけど、基本的には肌で感じたことじゃなければ信じない。遙が必要としていたのは、自分の目で見て、自分の手でつかむことだったんだな。
            凛ちゃんはけして遙さんのよき理解者ってわけじゃないけど、自分の直感を信じて行動してるってところは同じ。今回の旅は、それが吉とでた。

            卒業後はかつての恩師のチームで泳ぐ。こんどこそ「リベンジだ!」と目を輝かせる凛。旅のはじめの儚さがうそみたいに、遙さんもキラキラした瞳で「俺も見つけた」と宣言する。
            べつべつの道を進むだろうふたりにさみしさの影はない。いっしょじゃなくても、見つめる先は同じだから。
            ひとつの光に向かって、ふたりいま踏み出したんだ。


            って、凛ちゃん、オーストラリアにいっちゃうのおおおぉぉぉ!!!?
            薄い本読んでてうすうす気づいてはいたものの、凛ちゃんの口から聞かされるとショックだ…。
            ふたりともあんなにまっすぐ前を見据えているというのに、わたしだけが後ろ向きって恥ずかしいけど、でもさみしいよう。さみしさを吹っ切って書き始めたはずが、結局さみしくなってる。笑
            ほんと宗介のことだけが心配でねえ。最終回を観てFree!を観はじめたはずが、まっさらな気持ちで二度目の最終回を迎えられそう。
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              夢の王国〜「風立ちぬ」

              金曜ロードショーで「風立ちぬ」を観る。
              テレビ放送で映画を観るなんて、いつぶりだろうか。子どものころは、よく家族川の字になってジャッキーチェンのアクション映画や、ターミネーター(おもに父と弟の趣味)を観たものだ。横になって父の頭ごしに画面を観ると、右目と左目で見え方が変わるのがふしぎだった。映画を最後まで観るために、いつもより夜更かしできるのがうれしかったなあ。

              70歳を超えて、ご隠居モードに突入していてもおかしくない作家が、こんなにも切実な「自由になりたい」という希求にみなぎった作品をつくりあげる。いやもう、脅威としかいいようがない。

              映画冒頭で描かれる二郎の「夢の国」。
              そこは希望と夢に満ち溢れ、キラキラと光り輝いている。
              二郎はまっすぐに夢を追い続ける。いかなるときも、夢を追うことをためらわない。
              戦争の残酷さや、愛する人に迫る死の影。彼の夢が多くの若者の夢を握り潰しかねないことを知ってなお、彼は「うつくしい飛行機」をつくる夢をあきらめられない。
              いや、迷うことすらしなかったのではないか。二郎にとって人生とは、ただひたすら翼をえて空を駆ける夢を叶えるためだけにあったのだ。
              この映画において、彼の夢につきまとったであろう苦悩や葛藤は徹底して省略されている。唯一、くっきりと悔恨の影が落ちるのは、最後のひと言「一機も帰ってこなかった」という言葉だけだ。
              心から愛するひと、頼もしいライバル、信じてくれる仲間、かわいい妹。彼の人生には何もかもがあったのに、途方もなく孤独なようにも思えてしまう。彼が飛行機を見つめたその瞬間、彼の魂は誰の手にも触れられないはるか彼方へと旅立っている。
              そのひたむきな生き方にあこがれるからこそ、触れがたく思う。

              夢の結末が、幸福だとは限らない。それでも、追い続けなければ、生きていることを感じられない。
              先に待つのは烈しい嵐かもしれないと知ってなお、風が吹く以上、ひとは生きなければならないのだ。見ようによっては残酷ともいえる業を引き受けて生きる二郎の姿が、そのまま宮崎駿そのひとに重なる。
              一心不乱に線を引く二郎の姿はうつくしかった。
              無駄なものなど一切ない純度100%の集中。神様に守られているかのような無垢なる情熱。
              台詞なんてひとつもない。ただ定規や鉛筆を動かしているだけのシーンに、なんでこんなに胸をうたれるのだろう。
              ほんの些細なしぐさにまで、キャラクターの意思と意志が行き届いていた。
              これぞ神は細部に宿る、ですね。

              ―――――

              それにしても、本庄と二郎の関係がとんでもなく萌えだった〜!
              世事に疎く天然なところのある理想家・二郎と、野心家で皮肉屋なリアリスト・本庄。性格的には正反対でありながら、互いに空を目指す戦友でありつづけたふたり。
              本庄はいちど自分より下だとみなした相手は歯牙にもかけないタイプだと思うので、二郎が凡夫なら、友だちになんてならなかっただろうな。でも、二郎にはずば抜けた才能と情熱があり、常識人には思いもつかないひらめきと発想を秘めていた。
              二郎の浮世離れした言動に呆れながらも、なんだかんだ世話を焼く本庄の苦労性なところがいい。
              0

                終わりのない物語

                まどマギ劇場版を鑑賞。まずは総集編。
                背景や変身シーンにかなり手が加わえられていて、迫力を増した戦闘シーンは見ごたえじゅうぶん。
                音楽に関しては、テレビ版の主題歌・エンディング・BGMがいずれも最高にツボだっただけに、映画版のストリングス中心のアレンジはきれいだけど物足りない気もした。
                ただ…総集編をつくる意味って、やっぱりよくわからない。(もちろん、二次展開の大半は商業的な理由によるものだろうけど)話の筋はまったく同じだしなあ。あの一話ごとのヒキがなくなればそのぶんスリルも中和されるし、どうしてもテレビ版と比べながら観てしまう。
                もうすこしアニメーションそのものに関心があれば、大画面で観る醍醐味やアニメーションのクオリティが加算されるんだろうけどな。

                「叛逆の物語」もあわせて観たのだけど、これは正直……どういうことなのかよくわからない!!(どーん)
                本編は感情が論理を凌駕しているから、細かいことは気にせずに感情移入しまくって観ていたんだけど、今度は論理に論理で抗する物語なので、1回観たくらいじゃちんぷんかんぷん。
                次元を超越しまくるおかげで、どこからどこまでが「現在」で、いったいなにが「現実」なのかの区別もよくわからなかったしなー!

                なんかキレイに終わりそうだな…って予感を覆して、覆して、覆した末に、到底ひと口にはいえないオチをつけてきたのには、そうだよね、テレビ版のあのラストシーンのあとにわざわざ絵に描いたハッピーエンドなんて付け加えても、蛇足でしかないよな、と深く肯くものがあった。
                まどマギは「希望」という「可能性」を求める物語だった。それだけに、「ハッピーエンド」というひとつの可能性のもとに物語を閉じてしまうのは、何かちがう気がするのだ。みんなが幸福な結末はすばらしいけれど…彼女らの苦しみや絶望や悲しみが、絵空事へと吸収されてしまう気がして。
                ただその一方、またしても悶々とした気持ちが残されるという。笑

                もはやこの物語に「終わり」はない気がするので、あとは観た者の「解釈」次第だろうけど…自分の頭だけじゃいろいろおっつかないよう。レビューサイトを覗いてみるかな。

                ―――――

                レビューをみてきた!
                なるほどなー!「叛逆」っていうのは、自分の手の届かないところへいってしまったまどかに対するものなのか。納得。
                あくまでテレビ版本編の後日談として観ていたけど、劇場版が本編を覆す存在になっているのね。そう思えば、なんと徹底した構成だろうか。
                これが男の子同士の物語なら、私はもっとすんなり呑み込めたんだろうな…と思った。笑
                女の子同士の「友情」の物語と思うがゆえに、無意識化にほむらの愛情を欲望をはらまない純粋なものとしてとらえようとしていたかも。
                ほむらを守るために女神になったまどかと、まどかを取り戻す為に悪魔になったほむらの相克のラブストーリー。そう思って観れば、またなにか見えるものがあるかもしれない。もっかい観てみようっと。
                0

                  輪廻の終わりと時代のとびら〜「魔法少女まどか☆マギカ」

                  ゆうべは同期会で終電だったわりに朝起きられた。
                  といっても、仕事の電話で叩き起こされたんですが。あの電話がなければ昼まで寝過ごしたかもしれないことを思えば感謝。二次会になだれ込む同僚らから抜け出し、一足先に帰って来たかいがあった。
                  みんなだいぶいい具合に酔ってたけど、大丈夫だったかな。あのままだと間違いなく、誰かの部屋で夜明かしコースであろう…。せっかくの祝日が酔いざましのぐだぐだでつぶれてしまうのは、どうにももったいない。こうして他人といっしょに過ごす時間をわずらわしく思ってしまうのは、よくない癖だなとも思うんですが。半分あきらめてもいる。


                  TSUTAYAで「まどマギ」のつづきを借りてきた。
                  あー、おもしろかった!
                  ほむらちゃんのループのなかでみんながいっしょに戦ってるシーン、すっごくわくわくしたな〜。
                  まどマギの戦闘シーンはほんとうにかっこいいんだけど、つらい戦いばかりでどうしても楽しみきれなかっただけに、共闘するまどかやほむらちゃんやまみさんに胸が躍った。
                  一瞬ずつしか重ならなかった5人の人生だけど、もっとちがう出会い方があれば、こんなふうにただ仲良しの友だちとして過ごす一生もあったのかもしれない。本編ではずっと苦しそうで、つらそうな顔ばかりだったまどかが花が咲くように笑っていて、ほむらちゃんはこの笑顔を守りたかったんだね…ってせつなくて仕方なかった。

                  この輪廻を断ち切るにはこれしかない、という結末を迎えるんだけど…再編後の世界でもほむらが魔法少女である理由って、なんなのだろう。再編前の世界と同じく魔法少女は存在していて、願いを叶えることを条件に彼女たちが魔法少女になっているとすれば、ほむらもまた、何かを願った帰結として魔法少女になっているわけで。
                  でも、ほむらが魔法少女になるための「起点」はすでに世界から消失してしまっている。
                  エンディング後の荒野での戦闘シーン、ほむらの魔力はものすごく強大なものになっているようだった。もしかして、ひととして生きられる以上の時間を過ごしているのかもしれない。
                  英語で映し出された字幕は、「彼女を忘れない限り、あなたはけして独りにはならない」。
                  もしかして、ほむらも理を超えた存在になっている?ほむらは「まどかを忘れない」ことを願ったんだろうか?
                  うーん、あのラストシーンの意味が気になる。
                  後輩さんから、劇場版ではテレビ放送時に残されたかすかな希望すら叩き潰す容赦なさだった…!と聞かされているので、まずは劇場版を観てみたい。

                  進撃もまどマギも、どちらもたしかに「エヴァンゲリオン」以降の絶望的な世界のなかで人間の無力を突きつけられる物語であるにもかかわらず、登場人物たちは逃げずに立ち向かう道を選ぶ。勝利ではなく、希望を勝ち取るために。
                  戦いとは、けして「敵を倒す」ことだけを意味するのではなく、己のうちの恐怖やおそれ、自分自身の弱さと向き合うことでもある。きっと無理だろう。うまくいくはずがない。
                  そういった仮定の絶望のなかに閉じこもる時代は終わろうとしているのかもしれない。

                  ずっと長いこと自分のなかでエヴァはトラウマで、到底客観的に楽しめるものではなかった。
                  でも、いまなら観られるかもしれないと、まどマギを観終えてはじめて思った。それでもちょっとこわいけど。
                  0

                    叶わぬ願いと少女の祈り〜「魔法少女まどか☆マギカ」

                    いまさら「まどマギ」観てるんですが…おっもしろいな〜〜〜〜〜!!!!
                    女の子かわいい!戦闘シーン斬新!音楽かっこいい!つづきが気になって止まらない!!
                    みんな知ってると思うけど!まじでおもしろいですねっ!!

                    週末、ジョジョのDVDを返却に出かけたら、ちょうどつづきは貸出中。
                    黒バス二期でも借りるか、と思ったらこちらも2巻から先がない。何も借りないのもさみしい…と迷った末に、かつて後輩さんに熱烈推薦されながら、映像は観ないから〜とスルーしていた「まどマギ」を借りることにする。
                    かりにも腐女子ではあるもののたいしたオタクではないので、アニメとかどれがおもしろいのか全然わからないんですな。さすがに話題作は耳に入ってくるけど、自分のツボにハマりそうな作品がどれか見極められない。まんがならまだ、畑違いのジャンルでも、あ、これ自分好きそうだな、ってぴんとくるものがあるんですけどね。このところのアニメを選ぶ基準は、腐萌えしそうかどうかの一点だったしな…。
                    「まどマギ」はネット上のレビューや後輩さんとの萌え語りから、おもしろそうだなと心惹かれてはいたので、この機会にとレンタルしてみた。

                    4巻7泊で借りてきたから1日1話ずつ観ようと思ってたのに、一気に2話から8話まで観てしまった!
                    2泊3日にしておけばよかった!

                    ネタバレオールオッケーで後輩さんに語り尽くしてもらっていたので、あらすじは8割がたわかっている状態。それでも引き込まれてしまって、目が離せない。
                    1話ごとに「まさか!」「そんな!」と思わせるヒキがあって、「はやくつづきを…!」と先を急ぐように観すすめました。
                    あらかじめ視聴者や主人公たちが思い描いていたであろう「世界を救う魔法少女」という夢物語は歪められ、やがておそろしい真実が暴かれていく。これまでの「戦闘美少女」ものの系譜を踏まえつつ、それをあえて裏切るかたちでストーリーがつくられたことは間違いないだろう。
                    少女たちの祈りはどこまでも純粋だ。大切なひとを守りたい。誰かの役に立ちたい。
                    しかし、世界に平和をもたらすはずの少女たちのやさしさや勇気は、その汚れなさゆえに、いっそう大きな絶望を生むことになる。魔法少女というファンタジーな世界観でありながら、描かれるのはとことん残酷で容赦ない現実。
                    観ていて何度、きゅうべえに殺意を抱いたことか!
                    大人ならうまく自分をだまして逃げてしまうことでも、少女たちは正面からぶつかって、弱い自分を責めてしまう。純粋であるがゆえにおろかでもあり、自分を過小評価して、大切なものを美化して、どんどん逃げ道を失くしていく。
                    正しいと思うことだけでは、うまくいかないことのほうが多い。
                    いまとなっては、このまどかママのセリフにも深く肯けるわけですが、もっと若いころなら精神的にキツかっただろうなあ。私自身、何もできないくせしてやたら潔癖な子どもだっただけに。
                    私にとって「エヴァンゲリオン」がそうであるように、柔い心にはトラウマになりえるアニメだなあ、と。笑
                    結末もわかってはいるのだけど、いったいどんなふうに描かれるのかすごく楽しみ。

                    キャラデザや衣装やちょっとしたしぐさなんかは、ほんとかわいくって女の子向けなのに、銃器を扱う手つきはまるで男性向けアクションアニメのそれ。彼女たちの「魔法」は、まさしく「戦闘」であり「殺戮」。なんてったって、スティックやコンパクトじゃなくて、ちゃんと武器持って戦ってますもんね。
                    ここでまず、違和感を感じた。あれ、これは私の知ってる魔法少女じゃないぞ、と。彼女たちのやってることは、おしおきでもなければ人助けでもない。やるかやられるかの戦いだ。
                    独特のBGMとあいまって、なんともいえない不穏な空気がただよっているんだけど、映像はものすっごいカッコいい!!
                    つぎつぎ銃を手に取って、魔女を撃ちまくるシーンなんてまさしく「快っ感」ってやつ。(これ、若者はわかるんか…)
                    敵である「魔女」の演出も、こんなの見たことない!って斬新さ。影絵みたいな映像や、現代美術みたいなイラストをつかって、おとぎ話風に仕立ててる。リアルさとは対極の表現なのに、得体の知れなさが逆にこわい。
                    こういう発想はほんと、どこから出てくるんだ。アニメのためのアニメって、すでに描かれている世界を映像化するのとはまたちがった、ぶっとんだ自由度があるなあ。ちぐはぐになってもおかしくないいろんな要素が、これしかない!っていうハーモニーを生んでいる。
                    ひとりの人間が生み出す漫画とはちがい、多くの人間で組み上げるアニメだからこそのおもしろさなのかもしれない。
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                      おげれつ たなか
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                      はらだ
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