「KIZUNA」 1-10 こだか和麻

あけましておめでとうございます。
実家に帰り、また東京へ戻ってきた。あっと云う間のお正月だったなあ!ブックオフを巡礼し、奈良で年越ししている友達の処へ出掛け、おいしいものばかり食べて帰ってきた。
年明けからBLを読んで、暮れに祓った煩悩のうち100個分くらいまでは取り戻したと思うな!

今年の読み初めは、こだか和麻の「KIZUNA」。この迫真のラブコメぷり大好き!!
ベタベタな展開かもしれんけど、本人たちはものすごく一生懸命で真剣で、でもどんな大問題も終わってしまえば笑い飛ばせるパワーがある。私の少女漫画ファースト・インパクトは渡瀬悠宇の「思春期未満お断り」だったので、自分の中の王道は変わってないんだな〜としみじみ再確認しました。何度食べてもおいしい!みたいな。
スケベしようとした円城寺が蘭ちゃんに殴られて壁にめり込んだりとか、無性にトキメク!!
絵が苦手で読まずにきてたんだけど、よしながふみとの対談で気になって読んでみたら、大正解だった。
これだよ、これ。こういう全身全霊でぶつかってくるの読みたかったんだよ!!とにかくキャラが立ってて、なにもかもが濃い!笑

複数カップルが同時進行で描かれているのだが、私はもちろん、夫婦漫才な蘭丸円城寺カップル推し。
円城寺がものすごく好みの攻めなのだ。シティ・ハンターのりょうちゃんみたいな、お調子者でスケベで、でもいざとなれば瞳孔開いちゃってるキケンな男!これが自分の中の王道ヒーロー像なんだな。
最近少年・少女漫画ではそういう下世話なヒーロー見かけなくなっちゃったからな〜。

期せず、原点回帰となったよいお正月でした。

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    COLD…

    今月は木原音瀬強化月間なので…

    やっとやっとCOLDシリーズを読めたよ!1冊目だけ手元になくて、涙を呑んでいたんだけどついに。

    記憶喪失の話なのだけど、記憶が戻ったら二人は一体どうなってしまうのか、まったく先が見えなくて、祈るように頁を繰った。
    すごく心を動かされて、割り切れない塊がつかえてるんだけど、うまく言葉にならない!なんて云えばいいんだろう。

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      収穫

      もうもう、いわずもがなの人気作家なのに、なんだか苦手で紆余曲折して買っていながらも眠らせていたんだけど、ついに出会ってしまった…!これはいい…!

      やっと、weedの三部作を読みきった。「失くした萌えには新しい萌えを」だな!ここのところなかなか面白い本にあたらないなあ、とまたお気に入りのリピートになっていたけど、リセットされたよ!久々に、乗り継ぎの間も頁を繰る手が止まらなかった。

      木原音瀬の描く男たちの無神経さ、立場や弱みにつけいるずるさ、それを正当化する傲慢さがどうにも許せなくて苦しかったのだけど、それは確かにどんな人間も抱えているもので、自覚してなくたって自分だって同じだな。裏返せば、自分を守るためのプライドだったり、孤独を寄せつけないための棘みたいなもんなんだと、谷脇を読んでいて思った。
      そんないい加減だったり偏ってたりする人間が、まともに人に優しくしようとするのだから、彼女の作品の中の恋愛は矛盾していて滑稽でどこか淋しい。愛し合うって云ったって、お互いがまったく同じように想いあうなんてできないんだな、と当たり前のことをしみじみ確認する。
      谷脇と祐哉は二人とも、自分の相手への気持ちを恋や愛として認識しない。だから最後まで、二人の関係に明確な結論はない。もどかしくて、ときに苦しいぐらいなんだけど、同じだけ切実にいとおしい。わかりあえないからこそ、「理解したい」と願う。その気持ちだけが愛なんだろう。

      それにしても、攻めの押しの強さには圧倒される。だって、どいつもこいつも興信所や探偵まで依頼して逃げる相手を探し出したり、待ち伏せ尾行は当たり前なんだもん!情熱的といえばそうかもしれんが、読みはじめは正直、「ストーカーだよ!いい加減にやめておきなさい!」と叫んでいた。
      自分が恋愛に対していかに消極マインドなのかよくわかる…

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        齧って溶かして

        久々の新刊おもしろかった〜。新刊というか新装?

        ひちわゆかの傍若無人の攻めって、「これやられたらほんとにイラっとくるだろうな」と思う身勝手さなのに、絶妙なところで少年のような無邪気さを見せるから捨て置けない…!

        「最悪」や「今宵空の上のキッチンで」にも通じる丁々発止のラブコメディでした。
        犬猿の仲だったふたりがやがて…という、あとがきで作者自身も云ってるようにお約束なんだけど、ハリウッドのすれ違いもののように設定がよく練られててはまっちゃうんだよな!
        あと、基本的にエグゼクティブな攻めの、笑っちゃうけど事実ありそうな落しどころにぐっときてしまう。甘党とかアニメを観て泣いてしまうとか…ハイジで泣いてしまうってのは「千の花」にもあったな。あれもツボだった。

        できれば次は、「十三階のハーフボイルド」の続編が読みたいものだのう。

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          カレンと巻尾

          なんかカテゴリのうまいわけかたないかな〜。余談ばっかり。
          しょっちゅう脱線する校長先生みたいだな。

          リブレの雑誌ってつい買わされてしまう…!今月もまた罠に落ちてしまった。基本的に、3本読めるものがあれば雑誌はもととれたかな、と思ってるんだけど、これだけ読みしろがあれば大満足ですたい!
          リブレはまだ復刊色濃くて、旧シリーズが根強いけど、やっぱり続いてるものには理由があるんだな。SEX PISTOLS、いろいろストーリーがクロスするなかでも巻尾とカレンの話に惹かれた。打算や不信もたしかに存在しながら、そんな弱い人間だからこそ強く幸せを希求する。
          周りの男たちの拙いほどの純情とは正反対に、巻尾とカレンの関係はどろどろしたものも孕んでいるのというのに、その潔い貪欲さってまぶしいくらいだ。清冽な小川のような、山からきた風のような、すがすがしい百合だった。

          そして田中鈴木の新作!あ〜田中鈴木の男前は本当にかっこいいな。あのくっきり眉と高い鼻梁がたまりません。不細工吉田も初々しくてかわいい。
          でも、やっぱり私は「転校生神野紫」みたく、SFでわけもわからず不思議な話がすきなのだな〜。短編「光の向こう側」なんてもうもう、言葉にならないくらいに大好き。

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            擬人化万歳!

            夏水りつはカップリングがツボなのでオールオッケーなんだけど、この人、あとがきのモエ話がすこぶるおもしろい!「愛のチカラで」はルマンドとホワイトロリータ(ブルボンのお菓子だ)の背徳愛だった…!笑!!
            ココア色のエキゾチックな肌色が魅力な兄ルマンドは妾腹。名前の通り、白くて上品な弟のホワイトロリータは生粋のボンボン。でもじつは、可愛い顔したホワイト・ロリータの方が、血縁を盾にルマンドをいたぶる鬼畜攻めという…ぶはー!センスよすぎ!!爆笑 
            たしかに、ルマンドって中身のクレープクッキーがやけに脆くて壊れやすいもんな!
            同人でじゃがりこのホモを見かけたことあったけど、いいなあ、擬人化。ぼりぼり喰われてるやつらも一丁前に恋したり悩んだりしていると思うといとおしいぜ!(妄想だから…)

            ミニチュアリーマンといい、ブルボン兄弟といい、オフィスにお茶のひとときにモエの罠はどこに仕掛けられているかわからないな。恐るべし、萌え包囲網…!
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              ミニチュアリーマン

              初めて、電車で寝過ごしてしまった。隣駅より向こうに行ったことなかったから、いったいどこまで来てしまったんだろう…とひととき呆然となった。

              昨日読んだBLのあとがきが、すごくモエだった!「ミニチュアリーマンてモエませんか?」って……!モ エ ま す!!!
              美人でエリートな上司が、ある日突然マグカップサイズに…!ミニチュアにドン!さらに倍!!
              南くんの恋人とかコロボックル物語とかどわぃすきだったのよ〜いいなあ、豆人間のくせにえらそうな上司と、反発しつつもあまりの危なっかしさに(なにしろ小さいので。)彼が気にかかってしゃーない世話焼き後輩の話を所望。

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                いつも失ってから気づく

                シャレード廃刊て、まままままじですか!!!?
                すごく…ショックだ…

                購読してたわけではないんですが、依田沙江美の「真夜中を駆け抜ける」が、大好きなのです。「千の花」といっしょにそりゃあもう、何度読み返したかわからんくらい読み返した。「美しく燃える森」もまだでないままだってのに……!!「美しく燃える森」一部抜けありつつも、雑誌で既読なんだけどほんっとーにいい。「千の花」のあの胸打たれる幕切れのあとにあって、これがもう、冴え冴えとした美しい話なのだ。決して勇気本人へと語られることの無い、昇の深い想いはいつも片思いにさえにていて、私はまた泣けてしまった。

                本誌さえあれば続編いつかまた描いてくれるかもな、と性懲りも無く期待してたことに、廃刊して気づきました。あれだな、BLの王道「いなくなって気づく」だな、こりゃ。

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                  きみの声だけ聴こえればいいのに

                  なんてロマンチックな話だ!
                  新刊予告に「心の声が聞こえる」の一文を見たときからすでに、私の胸は期待に破けそうだった。だって、「好き」とか「かわいい」とか、あんなことやこんなこともみーんなだだ漏れなんだよ!!

                  ふたを開ければもう、期待以上の切なさが迸ってました…!

                  じわじわ読んできた作家が快心の一作(私にとって、だけれど)を決めたときのこの昂揚!菊花賞に出走が決まった馬主もこんな気持ちかしら?
                  「お前のその走りで、見る者すべて蹴散らしてやるがいい!!」みたいな。
                  口の中に含んで転がしながらじわじわ味わうのじゃ足りなくって、とにかく読んで!ぶっとばされっから!!って、顔テカテカしながら迫ってしまう感じ。迷惑だな!

                  砂原作品は「実は吸血鬼」「こどもはキャベツから生まれると信じている超天然王子」「過去を棄てた整形男」といったすっとんきょーな人物と、身につまされるくらいに地味な舞台設定が、いつもがっぷり組み合っている。
                  「言ノ葉ノ花」も電器屋の同僚同士という冴えなさ(失礼)なのに、「心の声が聞こえる」というエッセンスをひと匙加えただけで、狂おしいくらいの何かをぶんまわしてくるんだなあ。仰仰しいところはなく、むしろ抑制した印象なのに、激情を感じる。
                  ほんとに、たくさんのひとが読むといいなあ、と思う。
                  とってもいい!

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                    虫歯にご注意

                    今日初めて「バッテリー」読んでる男の子をみた!電車で。
                    女の子やお姉さん方が読んでるのはいつものことだけど、男の子が読んでるのを見るのはまったくはじめてですっごくときめいたー!でかいスポーツバック持ってて、日に焼けてた。彼自身も野球やるのかしら。男の子が読むと、あれはどんな感じなのでしょうね。

                    最近砂原糖子にはまってそればかり読んでいる。面白いしエロい。
                    ひたすらがばがば(さいてーな表現だな…)やってても、ぐっとこないお話しもたくさんあるんだけど、砂原さんのエロは湿度があるよな。それで、いつもどこかせつない。なにより書くたびどんどんうまくなっていくのが感じられて、次が出るのが待ち遠しい。すごくノッてる作家さんだと思う。

                    最新刊の「恋雪」とか、主人公が雪の中を一人黙々歩く数ページに渡ってセリフ一つないシーンでものすごく読ませる。
                    しかも、その誠実かつ堅実な文体でいて「ヤクザとネバーランド」とくるんだから計り知れない!ほのぼのした人情ヤクザものかと思いきや、あのクライマックスには正直、どぎもをぬかれた。ファミレスで読んでいて取り乱すあまりきょろきょろしてしまった。
                    とりあえず落ち着こう…と思うものの、隣の男性ふたりが(いいとしでインテリ風だが、勤め人ではなさそうだったから院生か?)日本の国益について検討しあっていて、ますます混迷が深まっただけだった。
                    あのバイオレンス風味をどう消化していいかわからず、出した結論。

                    「……そうか!これは現代のシザーハンズや!」

                    雪の代わりにちょっと違うもの降らせてみたというか……やっぱり無理がありますね。

                    はやく1週間たってくれ〜新刊が読みたいよ〜!!

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