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    今週のジャンプ

    おおっと、白鳥沢の監督さん動かなかったな!
    きっと怒鳴り散らされるものと思ってたから、これは逆に不気味である。

    2ゲーム目のアドバンテージの取り合いはつづく。
    両者ともに2点目が取れずに苦しい場面で、白鳥沢はピンチサーバーに3年セッター・瀬見を投入。
    瀬見さん、かっこいいなぁ!サーブも強烈だし、トスワークも確か。これでベンチなんだから、そりゃあ観客もなにかワケがあるんだろうかと勘繰ってしまうってもん。

    しかし、烏野も負けてはいない。
    ついに烏野の悪意…ではく、知性であるつっきーの底意地悪さが発揮される!
    これまでずっとただでは通さなかった、その積み重ねがついに牛若のスパイクをとらえる。完璧にシャットアウトせずとも、相手に「気持ちいい」プレーは絶対させない。なんか嫌だな…気持ち悪いな…きょう調子よくないかも…そうしてじわじわ相手を揺さぶり、袋小路へと追い詰めていく。
    ひとりが120%ではなく、チームで100%を目指す。そんなクレバーな戦術も、つっきーがやるとすごく嫌がらせっぽい。笑
    日向のサーブ前に、影山がなんかサイン送ったっぽかったですよね。気になります!

    次週は表紙&巻頭カラー30ページ!古舘先生がんばれ〜〜〜!!!!
    カラーも試合の行方も楽しみ!

    以下、今週のいーたいほーだい。
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      今週のジャンプ

      ドヤ顔でキメた直後に、つっきーにぶつかって「オッフォ」ってなる日向かわいい。

      白布のツーにツーで返した影山。
      そうくると思ってたよ!筋金入りの負けず嫌い!

      なんとかこのセットを奪取しようと粘る烏野だが、どうしても連続ポイントが遠い。
      リードしたと思っては追いつかれ、シーソーゲームがつづく。
      しかし、つっきーの暗躍によって、やっと烏野の「最強の囮」が機能しはじめた。
      これまでずっと変人コンビとは無関係をつらぬいていたつっきーが、まさか自分から日向にアドバイス(?)を送るとは…!これはあれですか、「バカとハサミは使いよう」ってやつですか!?どうせバカなら、好き勝手動き回られるより、自分がコントロールしたほうがいくらかまし、みたいな。

      日向がいい仕事をしてるとき、それは相手にとってはイライラの募る時間。
      これで白鳥沢も焦りを感じはじめてくれるかな?

      次週、白鳥沢の鬼監督の喝!!に期待。

      以下、今週のいーたいほーだい。
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        今週のジャンプ

        やっと機能し始めた烏野の「トータル・ディフェンス」。
        ブロックで止めるのではなく、コースを断って誘導するための連携。弱点を補うだけではなく、「最強のリベロ」という自分たちの強みを活かす戦い方が烏野らしい。けして器用ではない奴らばかりなだけに、よくぞここで…!とちょっと感動してしまった。
        西谷から月島への快心の目配せで、1G目を早々にあきらめた月島の「借り」は帳消しですね。こういうフォローがなんともニクい。

        連続得点で流れを掴むかと思われた烏野だが、そう簡単に白鳥沢も主導権を渡してくれない。
        烏野も盛り返してきているのに、どうにも流れがこないのはなんでかな…と考えてみたところ思い当ったのは、白鳥沢にまったく「焦り」がみえないんですよね。
        ゲームは接戦の様相を呈しているけれど、必死に食らいついている烏野に対して、白鳥沢はただ「いつもどおり」にプレーしているだけ。牛若の「まだだぞ あと2点だ」ってセリフ。天然か!とツッコミたくなるけど、それだけにめちゃくちゃ平常運転なんだな〜ってことがよくわかる。まったく揺さぶられている様子がない。
        トータルディフェンスが機能してようやく5分、もしくはまだ6対4で白鳥沢に分があるか、というところか。
        王者を追い詰めるためには、烏野の「最強のおとり」が機能しないことにははじまらないな。

        そして、これまで影の仕事人に徹していた白布くんの負けん気がついにさく裂。
        うーん、この子もまた影山に負けず劣らずの負けず嫌いみたいだな。やわらかな容姿を裏切るこの眼光の鋭さ、イイ!
        選択肢のひとつでしかないはずの「ツーで攻撃」が、アタック以上の必殺技感にあふれているのがハイキュークオリティ。セッターみんな、曲者ばっかだもんな〜。

        第2セット、セットポイント。先に王手をかけたのは白鳥沢。
        揺らがぬ月島の瞳がとらえるのは王者の背中か、あるいは、起死回生への筋道か。


        以下、今週のいーたいほーだい。
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          今週のジャンプ

          よっし、ついに反撃開始!

          せっかくサーブで崩したチャンスをいかせず、またしてもリードを許した烏野。
          もどかしさの募る生徒たちに「完結させたがるなよ」と声をかける鵜飼監督が頼もしい。
          苦しいときこそ、「次のプレー」をイメージすること。これ、仕事においてもいえることだなぁ。もう終わらせたい、っていうときこそ、それでもダメだったときの一手を用意しておくことが大事。真面目に丁寧に積み重ねていった先にだけ、成功はある。

          TO終了間近、自ら「3枚ブロックのタイミングは任せてほしい」と名乗りを上げた月島。
          つっきーあんた、授業中も手を挙げるようなタイプじゃなかろうに!
          自分にできることを、しっかりやり遂げる。そんな責任感がつっきーにも芽生え始めたのか。言葉以上に背中でしっかり引っ張ってくれる先輩たちがいるんだもんな。
          眼鏡の奥、ひたすら好機を探り続けてきた烏野の知性が、その真価を発揮する。
          絶妙のタイミングとじゅうぶんな面積。月島の指揮で築き上げられた壁にコースを限定された牛若のアタックが抜けた先には、烏野の誇るスーパーリベロ。1対1ではかなわなくとも、チームの力を合わせれば互角に渡り合える。
          ついに烏野の「トータル・ディフェンス」がベールを脱いだ。

          や〜〜〜っと烏野に勝機が見えてきましたね!
          「最強の鉾」に「たくさんの木の棒」で応戦してたけど、「盾」も見つけたよ!って感じ。
          ラッキーな一発ではなく、いろんなものがかみ合って、つながった末の「一点」だってところに価値がある。
          この一試合のなかで、つっきーものすごい成長してるなぁ。烏野の一丸の戦い方には、全員が主体性を持ってプレーすることが必須だろうから、彼の成長は何より頼もしい。

          いまのところ、牛若先輩の影としてクールに試合を操っている白鳥沢のセッター・白布くんだけど、ぼちぼち彼にも光があたるかな?先輩セッター瀬見さんとの関係、気になります!

          以下、今週のいーたいほーだい。
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            今週のジャンプ

            ピンナップかっこいい〜〜〜!!!!日本画みたいで渋いっ!!!
            壁に貼ろう、と思ったけど、部屋が殺伐としすぎててしっくりくる位置がない…。

            第2ゲームは抜きつ抜かれつの接戦。
            個人技で圧倒されながらも、主導権を渡すまいと、烏野もあの手この手で応戦する。

            どシャットには至らずとも、ワンタッチを繰り返して白鳥沢の攻撃のリズムを崩す月島。
            粘る月島を助太刀しようと、望んでコートに立った山口。あのビビリだった山口が、立派になって…!
            そして、そんな感動のワンシーンを容易くぶち壊す、牛若の一撃。
            「いいプレー」や「彼なりによくやった」なんて励ましは、この圧倒的な強さのまえではなんの意味も持たない。

            いま欲しいのは、ほかでもない「1点」だ。
            1点を奪うにも、いろんなやり方がある。止める。決める。つなぐ。落とさない。
            白鳥沢の方法論はシンプルだ。牛若という大砲を気持ちよくプレーさせる。個の力で1点もぎ取る。替えが効かない脆さも持ち合わせているが、最初からやることがはっきりしている。だから彼らは迷わない。
            烏野にはまだ「これで1点とる」という道が見えていない。ただがむしゃらに食らいついているだけの状態。だから、接戦のはずなのに、必死で追いすがっているように見える。
            何かひとつでいいから打開策が見つかれば、流れが変わるはずなのにな〜。

            そういえば、白鳥沢の監督さんって?と思ってたら、今週ついに鷲匠監督登場!
            いかにも地方のベテラン監督って感じで、すごくいい。スポーツ理論なんてそっちのけの、スパルタ練習してそう。

            選手が毎年入れ替わる高校バレーでやれることなんて限られている、という鷲匠監督の持論もまた、ひとつの真実だろう。
            「チームとしての完成度」という理想を捨て、とことん「個」にこだわるほうが効率的。
            高校野球なんかを見ていると、スポーツを通じた人格形成と情操教育云々なんか二の次で、本気で勝ちだけ狙いにいってる監督さんがたくさんいる。むしろ、名将と称えられるのは、そうした「勝負師」としての一面を持つ監督さんが多いような気がする。
            勝つことでしか、拓かれない道がある。高みからしか、見えない景色がある。
            だからこそ、勝負師と呼ばれる監督さんは、とことん勝ちにこだわる。
            チームづくりに正解はない。

            白鳥沢が勝利のために最適化されたチームだとすれば、烏野はありあわせの材料でつくった闇鍋チーム。
            必勝の方程式を持たないかわりに、未知数の可能性を秘めている。
            リードを奪われた第2セット終盤、烏野の逆襲なるか!?

            以下、今週のいーたいほーだい。

             
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              今週のジャンプ

              今週のワートリはアツかったですね!銀魂は毎週クライマックス。

              毎朝読んでから会社に行くので、誰かに「今週のあれ、おもしろかったね〜!」といいたくて仕方ないんだけど、会社は学校じゃないので我慢している。学校通ってた時は、友だちがいくらでも聞いてくれたのにな…。どんなにしゃべってもしゃべりたりないくらいおもしろいことがあったはずなのに、我慢するのに馴れれば、それほどでもなくなってしまうのが不思議だ。
              そのぶんまで、ここで書きます。

              ―――――

              理屈の通用しない天童のゲス・ブロックに、なかなか対応しきれない烏野。
              影山は極限までムダを排したハイテンポのトスワークで対応しようとするが、それでも天童は振りきれない。

              なんでついてこれるんだ!?と考えたところで、この「なんで」に当てはまる答えがないのがまたタチが悪い。
              理由がわかれば対策のしようもあるが、天童の動きからはまるで規則性が読み取れない。まるで気分で動いているようにすら見える。そして、それに追い打ちをかけるような牛若の「庶民を黙らせる一発」。

              一進一退の攻防を繰り広げながらも、烏野はリードを奪うための打開策を見いだせない。
              しかし、どれほど越えがたい壁にも、どこかにほころびや穴があるはず。不可能を可能にするのは不屈の闘志とど根性、そして冷静に戦況を分析し、突破口を見出す「理性」。
              さあ、烏野の「理性」の出番がやってきた!

              天童に「普通の方」呼ばわりされて、ムカチンときたつっきー。
              烏野きっての根性悪男が、黙っているはずがない。やられたらやり返す!倍返しだ!!
              日向がつられた天童のひとり時間差を、見事にどシャット!!先週も天童の動きをじ〜〜〜〜〜っと観察してたもんなぁ!
              1ゲーム目、ハートで出遅れた分を、頭脳で埋め合わせることができるのか。烏野の「理性」の真価が問われる。

              以下、今週のいーたいほーだい。
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                今週のジャンプ

                日向の変人速攻すら「読みと直感」で止めてしまう「ゲス・ブロック」の達人・天童。
                牛若への闘志を燃やす影日のまえに、番人のごとく立ちふさがる!

                反則技や超人的能力は最小限にとどめて、現実のバレーボールのルールと戦術に則ったプレーをジャンプ式バトルに昇華しているのがハイキューのすごいところ。ブロックひとつとっても、いろんなやり方があるんだな〜。
                たとえ得点に直結しないプレーにも、ちゃんと意味がある。
                だからこそ、ハイキューの試合は、フィクションでありながらも緊張感に満ちているのだろう。

                三連続で天童にどシャットを決められて、さすがの影山も怒り心頭のご様子。
                うひゃひゃ、こりゃおもしろくなってきたな〜!
                絶好調の天童ブロックを、目に焼き付けるように凝視する月島の姿が印象的。格上相手に、くやしさも焦りも感じさせない冷静そのものの眼差し。これはきっと、進化の予感。
                そんなつっきーとは対照的に、スパイクを見事止められた影山に「どんまい影山君!」って容赦なくからかう日向。かわゆいな〜。
                日向はほんと、影山については何も心配してないんだな。こいつが負けるわけないって、ものすごい強さで信じている。影山がいれば日向は最強なように、影山を最強にしてるのも日向なんだ。

                けものさながらの単細胞である影日が、この食えない男とフェイクや小細工で勝負するなんて到底無理な話。
                小手先の技術は捨て、一糸乱れぬ最高のトスワークで、影山は天童の頭上をぶち抜いてみせる。
                「自分のスパイクを止められるより 自分のセットアップからのスパイクを止められる方が百万倍腹立つ…!!!」な、生粋のセッター影山の本領発揮!!思わず天童も見惚れるほどの、精密さと大胆さ。これはかっこいい!

                天童の「ギリギリ」ってーのは、当たる寸前ってこと?
                こりゃあ、次号もキャットファイトが期待できそうだ。


                以下、今週のいーたいほーだい。
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                  今週のジャンプ

                  日向のスパイクをあっさりレシーブし、さらに日向のブロックをブチ抜いてみせた牛若。
                  これぞまさしく独壇場。

                  牛若のパワー圧倒されて、日向の弱みである軽さや低さばかりが際立つ展開に。
                  小兵ゆえの機動力と俊敏性が日向の持ち味。相手の裏をかき、先手を取って攻撃をしかけなければ、日向の良さはいきてこない。
                  田中姉のいうとおり、日向はまだまだ「小さな巨人の卵」。どんなに凄い能力を秘めていても、それに負けないくらいの弱点もあって、牛若と真っ向勝負に挑んでも勝ち目はない。
                  それなのに、気持ちだけは誰よりでっかいんだからな〜!
                  挑戦状をたたきつけて牛若をヒートアップさせてしまったことが、吉とでるか凶とでるか。これが無意識のオーバーワークを誘うきっかけになれば、少しは烏野にもツキが巡ってくるかな。

                  1セット目は25-16で白鳥沢が先取。
                  2セット目、なんとか牛若を引きずり降ろそうと、さらに攻勢を強める烏野。しかし、並外れたセンスを持つレギュラーたちが立ちふさがる。
                  日向の超反応に追いつき、そのうえ止めてみせたMBの天童くん。
                  飄々と食えないキャラでなかなかに手ごわそう。まずはこの門番を倒さないと、ラスボスには辿りつかないってことか。
                  でも、「ちゃんとしてない強さ」っていえば、日向だってそうでしょう!
                  感覚派同士の天衣無縫バトルがみれそうでわくわく。

                  以下、今週のいーたいほーだい。
                   
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                    今週のジャンプ

                    西谷が上げた意地の一本を、しっかりアシストしてみせた影山。
                    影山、防戦一方でイライラしてるかと思ったけど、ハートはアツく心はクールに、ですね。全国経験者は落ち着いてるな〜!
                    「俺 今んトコ 及川さんより怖いモンないんで」って、影山はほんとうに及川さんに頭が上がんないな…。ああして勝利してなお、追いかける背中を見失わずにすむって、なんてありがたい。
                    及川さんとしてはたまったもんじゃないだろうけど、及川さんがいてくれることが、どれだけ影山の力になっていることか。

                    牛若以外のレギュラーメンバーもその実力を見せ始める。
                    ようやく日向イン!と思ったら、ひとり時間差であっさり埋めがたい身長のハンデをついてみせた天童のしたたかさ。
                    エースに負けじと、ぎりぎりのストレートを抜いてみせた五色の勝ち気。
                    それぞれがズバ抜けた武器を持つ王者に、烏野の「最強の囮」はどこまで通用するか。真っ向勝負じゃ到底かなわないのはわかりきっているだけに、どんな知略・戦略を用意しているのか。

                    夏合宿でスガさんが「打つ方」練習してた成果も、そろそろ披露されるかな?
                    あれ、いったいどんな戦術の伏線なんだろうってずっと気になってるんだけどな〜。

                    以下、今週のいーたいほーだい。
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                      今週のジャンプ

                      ひさびさに第三体育館組からスタート。
                      このメンツのなかに混ざると、日向はふつーに見切れてしまうんだな。笑

                      試合の流れをかえる「100点に値する1点」について語る黒尾先生。
                      木兎@くそポジティブ「1点なのに100点てなによ!」
                      赤葦@情熱は秘めてこそ「いい話だと思って聞いてたのに…」
                      月島@無気力バレー「1点はただの1点」
                      三者三様の反応がおもしろい。

                      月島はまだ、絶体絶命のピンチってやつをかいくぐったことがないのだろう。だから、こんなにもあっさりと1点を切り捨ててしまえる。この割り切りのよさ、徹底したクールさこそが、同時に彼の武器でもあるのだけど。
                      赤葦だって、1点は1点なんてことはよくわかってる。
                      それでも、これまで経てきた修羅場のぶん、たった1点があなどれないことも知っている。「たった1点」のもつ重みは、月島自身がコートのなかで感じるべきこと。どんなに語って聞かせたところで、意味がない。
                      だからこその「まあね」だったんだろうな。

                      他人の言葉どころか、自分自身の感覚すら疑ってかかる。
                      何ものにも流されない冷静さが、いちはやく月島を牛若の「左」に対応させる。しかし、あまりにはやく自分と相手の力量の差を見切ってしまうがゆえに、月島は牛若を「止める」イメージを描けなかった。
                      うーん、つっきーの冷静さはまさしく両刃の剣。
                      冷静だからこそ、彼は限界を感じるとあっさりあきらめてしまう。ある意味、的確な状況判断だともいえるけれど、まだ可能性を残した状況で気持ちを切らしまえば、どうしたって気持ちにゆるみが出てくる。
                      つっきー自身も、そういう自分にいらだちを感じているはずだけど、そう簡単にひとが変われるはずもない。

                      「1セット目を落とすのは もう仕方ないとして」

                      コートに立ちながらも、どこか他人事な(繰り返すけど、それが彼のよさでもある)月島をよそに、西谷はまるで獲物を狙うネコ科の動物みたいに、ギラギラと目をひからせていた。
                      めくりの効果とあいまって、この西谷の気迫にはただならぬものを感じさせる。

                      西谷にはこのセットを無駄にする気なんてさらさらない。
                      というか、試合の展開なんてものは頭になさそう。
                      それほどまでに圧倒的な集中力。いま西谷の頭にあるのはきっと、どうやったら牛若のボールが上げることができるか。ただそれだけ。

                      宣言どおり、西谷は3本目でレシーブ成功。
                      さっすがのやっさん、有言実行の男!
                      勝負は単なる数字の積み重ねじゃないんだな。食らいつく気持ちを失えば、ひと息に呑み込まれてしまう。烏野はいま、間違いなく崖っぷちに立っている。
                      さあ、この1本が反撃へののろしとなるか。
                      先輩、つっきーに「1点の重み」ってやつ、教えてあげてください!

                      以下、今週のいーたいほーだい。
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